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約束のネバーランド【ネタバレ】111話「望まざる客」感想!

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夜更けも近い頃―——————
エマとオリバーが話し合っている中、
「2人の子供がいなくなった」とギルダが飛び込んで来る。

他にもいなくなった者を確認したエマ達は、
彼等がユウゴとルーカスを探しにいった事を悟り、
すぐに連れ戻そうと急ぎあとを追う。

と・・・その時、地下道内に2発の銃声が響き渡る。

全員銃声の方へと走り、そこでドミニクを見つけるが
最初に見つけた少年が突然の狙撃に倒れ、ドミニクも足を負傷する。

すぐにその場に駆け付けたエマ達が見たものは——————
アリシアを片手に銃を構える瀕死のアンドリューの姿だった。

アンドリューは人質を盾にここまでの顛末をエマ達に語る。

そしてエマに向かって
「私を撃てばこのガキ共を殺す。」と言い放ち、
君達に選択肢はないとエマに迫るのであった。

と! その時、一発の銃声が地下道内に響き渡るのであった——————。

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約束のネバーランド【ネタバレ】111話「望まざる客」

1.2発の銃声

静謐な星空をフクロウが見上げている。

夜も更け始めようとする頃―—————
「あれ?」
目を覚ました1人の少女が2人の仲間がいない事に気付く。

それと同じくして、エマとオリバーはルーカスのメモについて
ずっと話し込んでいた。

「ありがとうエマ。」オリバーが静かに問いかける。
「このメモのことは明日みんなに話そう。
 その前に君の意見を聞けて良かった。」

と・・・・タタタッ! 2人のもとに慌ただしい足音が近づいてきた。

「いた! エマ!」ギルダが2人を見つけて叫ぶ。
「大変!! ドミニクとアリシアがいない!!」

荷物や武器もなくなっており、みんなで他にもいない子どもを確認する。
彼等はエマ達に無断でユウゴやルーカスを探しに行ったのだ。

「手分けして探すぞ!」レイが先頭きって走りだす。

パァン  パアン

その時、突然2発の破裂音が響き渡る。

「今の・・・・銃声!?」
「うん・・・!」 エマとジリアンが立ち止まる。

「一体何が・・・・」とドン。
「まずい! 急ぐぞ!」レイが叫ぶ。

散っていた全員が銃声のした方に急ぎ駆け寄るのだった。

平和なはずの夜のひと時に緊張が走る。
数人の子供達が密かに抜け出してシェルターに向かったのだ!
大切なユウゴとルーカスを見殺しにはできなかったのだ。

確かに・・・彼等の気持ちも分からなくはない。
大切な友人であり父親代わりでもあった2人への「思い」は尋常ではないだろう。

ユウゴとルーカスの、みんなを助けたいという「思い」を優先するなら・・・・
決っしてシェルターへ引き返してはいけないのだ。

が、しかしやはりそこは子供である。
2人を放っておけない気持ちの方が勝り、それが彼らを暴走させてしまったのだ!

それぞれの立場や思いが痛いほどわかるだけに・・・・
あまりにも切なく残酷な展開へと流れていくのである。

そして・・・銃声!  どうなっている?  続きを見ていこう。

2.「みつけた、見つけたぞ」

銃声が聞こえた先に全員が見たものは——————— 
恐怖と絶望の表情で棒立ちするドミニクの姿であった。

「ドミニク!! 無事か!」駆けつけた少年達が呼びかける。

「・・・にげて」  ドミニクが・・・・
「逃げて!! 来ちゃダメ!!」ドミニクが大きく叫ぶ。

バン!? 「え」

最初に話かけた少年の頭がいきなり吹き飛び、鮮血の帯が吹き上がる!?

パン  「ぐああああ!」
それと同時にドミニクの右ふくらはぎも撃ち抜かれていた。

ザッ・・・ そこへ現れた一つの影・・・
「みつけた・・・ 見つけたぞ食用児イイイツ・・・」

それは顔の左半分が崩れ落ちた瀕死の姿のアンドリューであった。

なんだあれ・・・
嘘だろ・・・あれで生きてるのか?
敵はアイツ一人?   

レイが、ドンが、ジリアンが彼を見ながら自問自答する。

「敵がここにいる・・・・じゃあユウゴとルーカスは?」
エマの顔にみるみる絶望が浮かぶ・・・・。

「いつまで立っている! 跪けェ!!」
アンドリューは、抱えたアリシアのコメカミに銃口を押し付けてそう叫ぶのだった!

ザ・・・
(エマ達は指示通りに銃を捨て、両膝を突いて両手を上にあげる)

(時間を稼ぐから奴を頼む———)
レイが物陰に潜むオリバーに「目配せ」で伝える。

「コク・・・(了解)」  サッ  オリバーとザックは、さらに死角へと身を隠す。

「ドミニク、アリシア、隙を突いて絶対助けるからね。」
両手を上げたエマは必死に思考する。

「小賢しいわ!」アンドリューが吼え銃を発砲する。

キュン、キュン。 

後ろへ回り込もうとしていたオリバーとザックにその銃弾が飛ぶ!

「どいつもこいつも図に乗りやがって!」
アンドリューが凄まじさを増す。
「跪けと言っているだろうがブタ共がァッ!!!」

そして足元にうつ伏せるドミニクの背中を激しく踏みつける。

「っああああああッッ!!」ドミニクが激痛に顔を歪める。

!!?  バッ  

ザザザザッ・・・ エマ達はその一瞬の隙を突き、
全員一斉に銃を拾い上げてアンドリューにロックオンする。

銃を構えて対峙する子供と大人。

「クッ・・・フハハ撃てるのか? エマ」
アンドリューは不敵に顔を引きつらせる。
「いや君には撃てない。」

「君がエマだろう? フィルに訊いたよ。」

「フィルに何を——————!」 パン!
ドンが思わず前に乗り出すが—————彼の肩を銃弾が掠める。

「君たちは家族思いだ。そして〝優しい〟」
アンドリューはアリシアに銃を突きつけたまま語り始める。
「揃いもそろって愚かしいほどに。」

そう言う彼の口元は醜く歪むのであった。

ここでエマ達の前に現れたアンドリューの全貌が明らかになる。
体の左半分が爆発でやられ、唇や頬も崩れ、眼球も飛び出さん限りだ。
まえのイケメンのイメージはもうどこにもない。

彼のあまりの変わり様に・・・・作者の情け容赦のなさを実感し、
やはり「この物語」は、何が起こるか分からないことを実感させてくれる。

それにしてもアンドリューはこんな瀕死の姿になりながらも—————
エマ達をここまで追って来るのか!?

その凄まじ「執念深さ」に恐怖を覚えた読者も少なくない筈である。

そして「フィルに訊いたよ。」のセリフ。
ここで注意したいのは「聞いた」ではなくて「訊いた」なのである!

これは想像したくないが「拷問」系の「訊いた」なのでる。
イヤだ!絶対にイヤダ! フィルが痛めつけられるなんて!

どうか笑顔で元気でいて欲しいと・・・・
読者はただひたすら「祈る」事しかできないのである。

3.ヒトを撃つということ

アンドリューは口元を歪めながら語を続ける。
「このチビ共といた3人がどう死んだかお前わカルか?」

「私は手負いで、奴らには数の利もチャンスもあったのに・・・・・」
彼はさらに続ける。
「なんで私が生きているのか?」

「人間を撃てなかったからさ。」

「奴らはヒトを撃つのをためらったのだ!!」

(エマはその言葉に愕然とする——————。)

「こっちはいとも簡単に殺せたよ。」
アンドリューのおしゃべりは止まらない。

「あいつらはいろんな事を想像したんだろうなァ—————
〝同じ人間〟〝同じ痛み〟
    〝殺せば命は決して戻らない〟———————なんてなァ。」

「全く・・・笑えるほどに馬鹿ばかりだ。」

アンドリューは畳み掛ける。
「ついでにあの2人も死んだよ。」

(それがユウゴとルーカスのことだと分かり、エマ達全員の空気が凍り付く。)

「あの2人は驚くほど強かった・・・
     だがお互いにかばい合って負傷し、
        挙句、我々を道連れに爆死しやがった——————。」

が——————
「この通り私は生きて いる! 奴らは死に損ってやつだ!!」

アハハハハハハハハハ!!

アンドリューの嘲笑が辺り一面に狂ったように響き渡るのであった。

聞きたくなかった・・・。分かっていても知りたくなかった・・・・。
少年少女たちが3人も殺されて、ユウゴとルーカスも死んでしまっていた事を・・・・

特にユウゴとルーカスの2人は、今まで死のイメージが描写されてはいても・・・・
彼等が〝直接死ぬ〟場面は描かれていなかったため、
もしかしたら、「万に一つ」という可能性が残っていたのだが・・・・・

今回のアンドリューの言葉で完全に死んでいるという現実が、
読者の目の前にハッキリと突き付けられてしまったのである。

耳障りなアンドリューの嘲笑諸共、
これらの事実を消し去ってやりたい衝動にかられているのは私だけではない筈だ! 

許せない。本当に許せない。
人の心を踏みにじるこのアンドリューの言葉を、読者は絶対に忘れないであろう。

4.撃てないよ

アハハハハハハハ!!

アンドリューの嘲りが辺り一面の空気を震わす。

「シェルターに残った2人はお前らを守るために
  自分達を犠牲にしたのになァ。
 最後までボロボロになりながら戦ったのに!!」

「それでも天は私の味方なのだ!!」

アハハハハハハハハ

バッ  (エマが堪らずにアンドリューに銃を構え直す。)

「撃てないよ。」アンドリューが言い切る。

「私は人間で、そして・・・もし私を撃てばこのガキ共を殺す。
  君達に選択肢はない。
 仲良く全員であの世へ行クんだ。」

「さあ!」(アンドリューが突き付けた銃に力を入れながら言う。)

エマに「狂気」と「恐怖」と「困惑」の入り混じった色が浮かぶ。

パァン

美しく静かな星空が揺蕩う中、
一発の銃声が辺り一面にコダマするのであった————————。

アンドリューはエマ達にとって、もはや人間の一線を越えてしまった。
その事が彼女の表情から伺い知ることができよう。

そして1発の銃声。

誰が撃ったものなのか?

エマをはじめとする子供達には絶対に人を殺してほしくない。
それはユウゴとルーカスも同じ思いであっただろう。

が、勿論エマ達が死ぬのは絶対にあってはならない事でもある。

この場面の結末は様々な「思い」を抱えつつ次回へと持ち越されるのである。

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約束のネバーランド111話感想!

今回は〝鬼〟よりも邪悪な存在「アンドリュー」が登場し、
〝彼を巡る戦い〟がテーマとなる。

エマ達の本来の目標である、
〝鬼達と約束を結び直して「食用児の全員を解放」する。
「みんなが笑顔で暮らせる明るい未来」を作る〟
事とは全くかけ離れた——————

激しい「人間対人間」の〝戦い〟に巻き込まれていく。

同じ人間とここまで激しく戦うことになろうとは、
子供達自身も思っていなかったに違いない。

そしてその「甘さ」を突かれたために仲間が死ぬことになったのである。

ここでの課題は、「アンドリュー」のような・・・・
エマ達をヒトとは思っていない、全く価値観が違う人間、
自分の仲間を平気で殺める「輩」を殺すことができるのか? なのである。

これは子供達にとってはかなりキツイハードルとなって横たわる。

下は小学生から上は二十歳にならないエマ達にとって、
「人を殺す」という事は・・・・
心にとんでもないストレスや重荷そしてトラウマを背負う事になりかねない。

エマもそれは絶対に望んではおらず、
人間同士の命のやり取りは極力避けるはずである。

しかしこの「戦い」は
エマ達の輝く未来を作るためには避けては通れない「過程」なのである。

その事が今回、直接エマに問われているのである。
エマは自分で一体どいうい答えを出したのだろうか?

ただ一つ言えるのは・・・〝エマは必ずどんな命も大切にする〟という事である。

そして今回、エマが最後に浮かべた表情・・・そこに答えがあるのだと思う。
その「答え合わせ」は次回へ・・・・ということである。

さあ! ここで読者はドンと構えて腹を括らなければならない。
エマがどんな「答え」を出そうとも、それをしっかり受け止めて、
これからもずっと支えていかなくてはいけないからだ。

そう決めて今までエマについてきたのだから。

乗り越えろ! エマ!!

哀しみや喜び、「戦い」や「この世界」を、全て乗り越えろ!

そして自分自身を乗り越えたところに——————
エマが目指すものが必ず見えると、読者は強く信じているのだから!!

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