週刊少年ジャンプ

約束のネバーランド【ネタバレ】113話「楽園の王」感想!

更新日:

——————2047年 10月
鬼達が管理する〝農園〟で、けたたましく警報が鳴り響く。

その音の中を・・・鬼達を片っ端から倒しながら——————
男女4人の「人間のグループ」が悠々と歩いていた。

4人は「食用児」が所狭しと並べられ、繋がれている場所へと侵入する。
そこでもう一人の〝リーダー〟と落合い、
〝農園〟全てに火をかけて破壊し、焼き尽くすのであった。

そして————とある人間の町——————
夥しい聴衆を前に、演説をする〝リーダー〟の青年の姿があった。
どよめき立つ人々。 彼等は口々に「ミネルヴァ!!」と叫んでいた・・・・・・!!

時を同じくして—————エマ達が住む「地下空間」。
そこではみんながミネルヴァから、
「来るようにと指定された場所」の解読に勤しんでいた。

やがてそこが〝ライオンのあご〟と呼ばれるポイントなのを突き止める。
そして、エマ達は全員一致でそこを目指すことを決定し、

「行ってきます!」

ついに子供達の「新たな〝最後の旅〟」が、始まりを告げるのであった。

約束のネバーランド【ネタバレ】113話「楽園の王」

1.「鬼退治の歌」

2047年 10月 ある鬼の農園。
ジリリリリリリ・・・・

「侵入者あり、侵入者。全プラント警―—————」
——————突然音声が途切れる。   ジリリリリリリ・・・・・・

「オイ・・・・何だコイツら—————ぐしゃッ」
                 ジリリリリリリ―————

「モーモタロサン、モモタロサン!
      オコシニツケタ キビダンゴ―————」
                ジリリリリリリリリリ―———・・・・・

「キビダンゴって何?」「知るかよ」
                ジリリリ・・・・リリリリ・・・・
「てか、それ何の歌?」
                      
「ん? なんかァ・・・・」
                ジリリ・・・ジリジリ・・・・リリリ・・・・

「鬼退治の歌だって。」

そこには―———————
お互い歓談しながら、
出会う鬼達を片っ端から倒しまくっている―————

男女4人の〝人間〟のグループが、
通路を横一列に悠々と歩いているのだった。

「今まで食用児ばっかり喰われて〝超ムカつく〟」
〝鬼退治の歌〟を口ずさむポニーテールの美しい女性が言う。

「確かに〝ムカつく〟・・・ムカつくよなァ。」
短髪に十字模様を入れ、ピアスが光るアジア人っぽい男が同意する。

「他に語彙はないのか?」
「いろいろあるだろう?『腹が立つ』『憤慨する』
         『怒り心頭に発する』『悲歌慷慨する』・・・・・」
スキンヘッドに眼鏡で、肌が浅黒い男性が問う。

「あうあ——————」
スッポリと頭から袋を被っている人物が唸る―—————————。

「『悲歌・・・・』意味わかんねェ。」とピアスの男。

4人はそれぞれ軽口を叩きながら奥へ奥へと進んでいく。
と、ひときわ広い空間を有する場所へと足を踏み入れる。

そこにもう一人―——————
部の入り口にマントを羽織った男が立っていた。

彼は目の前に広がる―——————
所狭しとチューブに繋がれた食用児の夥しい群れを見ていた。

「〝悲歌慷慨〟(ひかこうがい)—————運命などに悲しみ憤り嘆くことだ。」
その男が無数の食用児を見上げながら言う。

「ザジ」 そして男は静かに言う。

袋を被った人物が剣を振り、
一人の食用児が繋がれていた「チューブ」を破壊する。

「おいで、君たちを助けに来たんだ。」

「あ・・・・う・・・・・」
食用児は涙を流す・・・・・が、それ以外は何も反応できないでいる。

男は体を乗り出して〝食用児〟を抱きしめる。

「かわいそうに。」

「この装置を外したらこの子達は死んでしまう。」

男は立ち上がる。

「悔しいが僕たちにできるこはない。
          だがせめて全員の手足の枷を外してやろう。」

そして男は大きな引き下げレバーに右手をかける―——————。

「次に生まれてきた時には、人間として〝生〟を全うできますように。」

ガシャッ。 (彼は一気にレバーを下げる。)

ピ―——— ピ―——— ピ―——・・・ ピ―———————————————————

「焼き尽くせ。」 男は4人全員に指示を出す。

「農園は破壊する。例外なくだ。」

4人は農園全てにガソリンを撒き尽くし———————
スキンヘッドの男がガソリンの海にマッチを投げ入れる。

闇に——————炎に包まれた農園が浮かび上がる。
それはまるで闇雲に雄叫びを上げ続ける怪物の様であった。

5人は遠くから、じっとその炎を見つめていた。

「農園を破壊し〝全食用児〟を解放する。
           そして、この世界(ネバーランド)を終わらせる。」

リーダーの男はそう呟き、フードを被り踵を返すのだった―———————。

うっそ~! 何だこのハード過ぎる展開は!!
まるで違うマンガを読んでるみたいな〝錯覚〟に陥ってしまう。

にしても、こんなにスゴイ人間達がいたって事にも軽いショックを覚える。

そしてなんと言っても一番ショッキングなのは・・・・・
〝食用児〟達が・・・・まるでモノみたいに並べられている・・・・・
その人々の・・・哀しみの「人生」を目の前に突き付けられた事である。

これは精神的にはキツすぎる。

が、彼等を幸せにする方法は全てを破壊し、焼き尽くすしかないのだ。
彼等はそうする事によって、初めて「全てから解放」されるのだ!

その事を胸に刻み付けて、前へと進んで行く覚悟を持つことしか、
この世界を変える方法はないのである。

2.「ミネルヴァ」

そして————————————
男はフードとマントを脱ぎ捨てる。
そして彼は廊下の先の光の中へと歩を進める。

その先に〝待つ者〟達の希望に答えるために・・・・・・

彼は大歓声に包まれた聴衆の前に立つ。

「私は君達の楽園をつくろう。」

わあああああああぁぁぁ!!

歓声の渦がさらなる光の波を生み出す。

「ミネルヴァ!! ミネルヴァ!! ミネルヴァ!!」

なんと! グループのリーダーの男は、人々から大きな指示を受けていた。
しかし、ホントにそこは〝エマ達と同じ世界〟なのだろうか?

そう思わせるぐらい人々の熱量がすごい!
そこでは鬼の出る幕がない「人間だけの世界」が垣間見えているのだ。

そして、「ミネルヴァ!」という掛け声が連呼される。
彼は本当に本物のミネルヴァなのか?
その答えは今回もまだ明らかにはされないままだ。

3.「ライオンのあご」

その頃、〝地下空間〟では—————————
「ミネルヴァからの新たなメッセージ」を、ひたすら考え続けていた。

「再び諸君に人間(ヒト)の世を、
         まずは農園を出て以下の場所へ」

7・3・5   9・4・1  10・10・7

13・11・2  21・8・4  150・6・3

「この数字・・・」ギルダが呟く。

「アレと同じだ。」レイもそう断言する。

   ———————暗号書(コードブック)だ―————————

「そう、ミネルヴァさんの神話の本の暗号。」
エマが笑顔でそれに答える。

「『7・3・5』は、例えば7ページ第3行の5つ目の単語〝go〟
 『9・4・1』は9ページ第4行の1つ目の単語〝to〟」

「あ! シェルターに最初に入った時とかの暗号か!」
子供達が口々に言う。

「そうやって指示された単語を繋げると・・・・」
エマは文字をノートに書き記す。

〈go to the jaw of lion〉
     〝ライオンのあごへ行け〟

「ライオンのあごへ行け?」 「ライオンのあご?」
子供達はそれぞれさらに考え続ける。

「あっ!」

「確かソレ、シェルターの地図にあったよ。」
一人の少女がすぐに気が付く。
「〝お寺と金の水の場所〟探しの時に見た!」

(エマは笑顔で彼女を見つめる。)

ここから西へ10日ほど歩いた先にある荒野——————。
この〝電話の主〟が来いと言っているのはそこだ。

「わかった! 行こう!」ラニオンが叫ぶ。
「おう! まずは〝ライオンのあご〟へ!」ドンも呼応する!

こうして子供達は気持ちを新たに〝次への旅〟を覚悟するのであった。

久々の暗号解読。
まあこれは簡単な部類の謎解きだろう。

そして、浮かび上がる新たな「指定場所」、
それが〝ライオンのあご〟と呼ばれる場所なのである。

本当にそこに行けば〝新しい世界〟が待っているのか?
そして、そこで待ち受けるエマ達の「運命」とは?

それを・・・・・今は誰も知る由はない。

4.「そして最後の旅へ」

地下空間の片隅にひっそりと佇む石碑・・・・・・
それは今までに天国へと旅立った人達の墓石であった。

その墓石の前にエマの影が伸びる。

(エマを始めとする全ての子供達が最後のお別れを言いに来たのだ。)

ユウゴ・・・
ルーカス・・・
みんな・・・

エマは目を閉じ、手を地面にそっと置く。

そのエマの手をいろんな人達の手が優しく包み込んでいく。

そして——————————
エマの目の前にはユウゴが居た。

ユウゴは笑顔で、手をエマの肩に載せる。
その彼の瞳は温かくいつまでもエマを見続けている。

エマの周りにはルーカスもいる。

子供達もたくさん集まっている。

みんなエマを守ってくれているのだ。

―——————と、エマの瞳に決意の色が宿る。

(みんな見てて、必ず世界を変えるから・・・・)

「行ってきます!」

そしてエマ達は〝最後の旅〟へと、
その小さな足を―————〝未来〟へと力強く踏み出していくのであった―————―——。

ここで、エマ達の〝哀しみ〟の象徴としての「墓石」が登場する。
それはいつでも「天国の彼ら」に会える場所。

目を閉じれば、いつもそこにはユウゴがいる。
ルーカスがいる。 
他にもたくさんの子供達がいる。

そのユウゴの優しい眼差しは、
エマ達の心に「潤い」と「彩り」を与えてくれるのだ!

しかし常に振り返ってばかりではいけない。
そう、長い人生―—————
前へ前へと長く進んで行かなくてははならない。

そう、ここではユウゴ達とは一時的に「サヨナラ」なのだ。
しかし彼の想いは、既にもうエマ達の心の中にしっかりと息づいており、
もうみんなの心と体の一部になっていると言っても間違いではないのだ。

エマ、
レイ、
子供達よ!
ユウゴの「想い」を抱いて行け!

〝希望の光へ〟〝新たな世界〟へ、みんなで行くっきゃないでしょう!?

それがエマ達の「運命」なのだから!?

約束のネバーランド113話の感想

今週は「約束のネバーランド」にとって、
大きなターニングポイントとなってしまった。

そう、今週のキーワードは〝加速と変革〟である!

まずはいきなり襲われる鬼の農園。
もうここでかなりの〝加速〟だ!

そして新たな謎の登場人物たち。
その彼等がいとも簡単に鬼を殲滅していくのである。
そして、鬼がこんなにもいとも簡単に倒される事も「驚き」なのである。

リーダーらしき指導者が現れた事で〝加速〟は決定的となる。
彼の指示のもと、アッという間に「農園」は炎に包まれ、
破壊され、焼き尽くされてしまうのだ!

何なんだ! この圧倒的なパワーは!!

そして舞台は変わり
興奮する聴衆を前に「演説する」まだ謎のリーダーらしき人物。
どよめく人々。(それにしてもなんて人数だ

この短いシーン―———。
そこで今までの〝加速〟は、〝変革〟へと一気に姿を変えるのである。
そう、いわゆる「革命」に近い変化へと。

そしてエマ達も〝変革〟へと、本当に〝最後の旅〟が始まるのである。

さて、来週である。
この物語はますます加速していく筈である!

果たしてエマは無事に旅を終えられるのか?
新しい〝指導者〟と仲間達は、エマ達にどう絡んで来るのか?
ピーター・ラートリーはまだ追って来るのか?
もしそうなら、「人間対人間」の戦争が起きてしまうのではないか?

などのいろんな思いと妄想が入り乱れ過ぎて―—————
もう訳が分からない状態である。

が、〝人間の人間による新しい世界〟ができる日も、
もうそんなに遠くない事だけは、ハッキリと読者にも分かる。

〝エマの願い〟がかなう日はもうすぐなのである!
もうすぐそこ、手が届きそうな場所にあるのだ!

その日までは―—————我々読者も、もうひと頑張り!

くれぐれも加速に振り落とされないように、
しっかりと確実にしがみついてエマ達について行こうではないか!!

行こう! エマ! あと少しだけ前へと進もう!!

もう少しで〝君が目指す世界〟へと行きつくことができるのだから!

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