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約束のネバーランド【ネタバレ】第122話「本心」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】122話

心地よい寝室で目が覚めたエマ。周りには誰もいない。
エマは慌てて食堂へと向かう。

が、そこではゆったりとした時間が流れ、
みんなが笑顔で「朝食」を食べているのであった。

一方、ノーマンの部屋では―————
ノーマンとヴィンセントが「次の手の計画」を話し合っているのであった。

時間が過ぎた昼下がり、
レイはエマに〝彼女の本心〟を話すようにと促す。

「私、鬼を殺したくない。」
エマは隠していた本心をやっと話し始める。

「鬼と私達は何が違うのだろう?」
「鬼族を根絶やしにしてもいいものか?」という疑問をレイに投げかけ、
〝鬼族とは争わない選択〟を望んでいると打ち明ける。

「私どうすればいいか分からない。」

エマは苦悩の表情でレイにそう訴えかけるのであった——————————。

 

エマの寝坊

「ん・・・・・・」 一瞬で目が覚める!

バッ! 「!?」 エマはベッドから急いで身を起こす。
周りには誰一人いない。

「!!」 エマは異変を感じる。

ダ ダ ダ ダ ダ ダ・・・・・  バタン!!
エマは廊下を駆け抜け食堂へ突入する。

と! 「あっ、おはよーエマ!」 「おはよー」
子供達がエマに元気な声をかける。

「ごめん、寝坊した!!」エマは顔を赤らめて叫ぶ。
(エマにとって人生初めての寝坊だったのだ!)

「えへへ・・・」とアンナ。
「僕たちも寝坊したんだ!」朝食を食べている少年たちが言う。
「ちゃんと起きてたのはオリバーくらいじゃない?」

「ハハハ、一応何かあったら困るかなって。」オリバーが朗らかに答える。

「・・・起こしてくれたらよかったのに。」とエマ。
「でもみんな気持ちよさそうに眠ってたからね!」オリバーが笑顔で言う。

(エマの表情が自然と緩む。)
確かに・・・
こんなにゆっくり・・・
安心して眠れたのはいつぶりだろう?
とはいえ・・・・はしゃぎ過ぎた・・・
え? 待って!
「・・・私ベッドで眠った記憶がない・・・」
(??エマに困惑の色が浮かぶ??)

「ザックが運んでくれたんだよ。」レイが横から口を挟む。

「ところでノーマンは?」エマが疑問を口にする。

「その時にはもういなかったって・・・」
レイは何かを思案するように言うのであった—————————————。

エマの健やか寝顔から始まる今回。

目覚めたら周りに誰もおらず、自分ひとりだったら・・・・
何事かと異変を感じて・・・ついついダッシュしてしまうのも無理はなかろう。

そして急いで食堂に飛び込んだ時の
エマの「バツの悪い表情」はとても新鮮だ!(笑)

ま、でもこれは仕方ない!
エマにとっては「人生初の寝坊」だったのだから!

そのうえエマは自分がどうやってベッドに入ったのかも思い出せないでいる。
こんなに困惑したエマはあまり見られない。

ましてや何より面白いのは、
そんなドギマギするエマの周りを包む子供たちの空間が
なんて穏やかでまったりしていることか・・・!

この空気の違いが、今が平和であることの「象徴」なのである。
レイのちょっと気になる表情を追いつつ・・・・次へと読み進めよう。

 

ノーマンの計画

コンコン!

手元に視線を落としていたノーマンの耳に軽快なノックが響く。

「おはようボス。」
重い挨拶と共に扉が開く。

「おはよう、ヴィンセント。」
ノーマンは書き物を止めて軽い微笑みを返す。

そのヴィンセントと呼ばれた男は―——————
身長が2メートルはあろうかと思われる大きさで、
浅黒い肌にメガネをかけ、
スキンヘッドの頭の真ん中に大きな縦の傷跡が生々しく目立つ・・・・
かなりインパクトがある風貌であった。

「再会は楽しめたのか?」とヴィンセント。
手にはパッドを持っている。

「うん、まあね。」ノーマンは書き物を続けながら言う。
「クリスとドミニクの容態が安定したそうだね。礼をいうよ。」

「つまらん。」ヴィンセントは冷たく言い放つ。
「で、もういつものボスか?」
「昨日はボスがまるで別人のようだったとみんなが騒ぎ立てていたぞ。」

刹那、ノーマンの目が氷のような冷たさを帯びる・・・
「からかうな、無駄口はいい。それよりも計画の修正だ。」

「ハヤトからの報告は聞いたか?」
ノーマンは両手の指をアゴの前で組む。

「量産農園に侵入したが警備が強化されていて見つかった。」
ヴィンセントは淡々と報告する。
「しかもその際に人間の姿を見られ―———————
〝グレイス=フィールド脱走者〟が鬼達の間で明らかになった。これはまずいか?」

「いや。」ノーマンが即座に返す。
「だが敵より先に手を打ちたい、計画を少し早めよう。」

「急がなければ農園に残してきた子供達も危ないし。」
ノーマンは出来上がった手紙を丁寧に封蝋する。

「この革命は無血で勝利しなければならない。
そして血は絶対に流させない・・・特に食用児の血はね。」

そして手紙をヴィンセントに差し出す。
「この手紙を彼らに、そして急いで例の会談の手配を頼みたい。」

「イエス、ボス。 直ちに。」
ヴィンセントはクールに言い放つのであた―——————————。

ここではノーマンの部屋での一コマが描かれる。
先程とは打って変わって・・・・
この冷たく不穏な空気はなんだ!!

ノーマンと新キャラのヴィンセントの会話には温もりが一切存在しない。

特に・・・・クリスとドミニクの容態を―———————
「つまらん」の一言で片づけるヴィンセントには恐怖を感じざるえない。

そしてノーマンの態度にもいろんな面で芝居じみたところがあり・・・・・
どれが本当のノーマンなのか、今のところは判断がつかない。

これは―———————
いくらここが「楽園」だからって、うっかり楽観はできないのでは・・・・
と改めて不安を実感させられるエピソードなのである。

 

エマの本心➀:私、鬼を殺したくない!

のどかな昼下がり
エマ達は手分けして洗濯物を干していた。
作業が終わり、ひとり落ち着くエマ。

「ノーマンの策ってどんなんだろうな?」
突然レイが横からエマに尋ねる。 「気にならないか?」

「うーん、 きっと心配はいらないよ。」エマは答える。
「それに『誰一人失わない未来』ってノーマン言ってたし・・・・」

「本当に『良かった』?」
レイが疑惑の目でエマを問い質す。

「・・・・・・・え?」 エマは思はず固唾を飲む。「・・・何が?」

「農園を潰すっていうノーマンの話。」
レイはエマの目をジッと見据える。

「エマ、本当は嫌なんじゃね?」

「・・・・・・ははは、何で? 嫌なわけないよ。」 エマは目が泳いでいる。
「何よりも確実で、もう逃げなくてもよくて・・・・・
前にレイもその方がいいって言ってたじゃん。」

「ああ、言ったさ。」

「でもそれはお前が〝望む未来〟じゃないんだろ?」

一瞬の間―———————————

「うん・・・・。」エマがゆっくりと口を開く―————————。
「私おかしいんだ・・・・
ノーマンの気持ちも正しさも
みんなの喜びも全部わかるの。」

でもね・・・・

「私、鬼を殺したくない!!」

そう訴えるエマの顔には
深い苦悩が深く浮かんでいるのであった————————————。

レイの洞察力で「心の隠し事」を知られたエマ。
そして、とうとうエマの本心が語られる。

悲痛な面持ちで・・・
「鬼を殺したくない!!」と訴えるエマ!!

心優しいエマだから・・・・
「鬼を絶滅させる」のは絶対に反対だろうなとは思っていたが——————————
やはりエマはそう思っていたのだ!!

とにかくエマ自身の口から
「エマの気持ち」をもっと聞いてみようではないか!
早く次へと読み進もう!!

 

エマの本心➁:鬼と私達、何が違うんだろう?

エマの独白は続く―———————。

おかしいよね。
みんなこれで幸せなのに
これが幸せなのに・・・・

私は「鬼の幸せ」まで願っている。

みんな自分のことだけじゃなく
私を想って喜んでくれた——————
なのに・・・
私はそんなみんなを
より危険に巻き込む選択(みち)を
望んでしまっている。

(エマは頭を抱える―————)

ホント嫌になる。

食べられたくない・・・・
けど絶対に食べさせたくもない。
出荷も狩りもイヤなのに・・・敵なのに・・・

私は思う―—————
「鬼と私達は何が違うんだろう?」って・・・

鬼達にも家族や友達がいる。
私達と同じように毎日生活してるんだ。

食べているのは人間で・・・それは絶対イヤなんだけれど
鬼だって生きるために食べているだけなのにって―——————

だから———————

〝敵だからって根絶やしにしていいのかな?〟

本当に〝絶滅〟の他に方法はないのかな・・・・・・

それに―——————
「ムジカは友達だよ!」
私はムジカの同族を滅ぼしたくはない!

エマは本心をこう結ぶのであった。

「それがエマの本心なら・・・」レイは言葉を継ぐ。
「なんで昨日、ノーマンに、そしてみんなに言わなかった?」

「争わない選択(みち)がいいだなんて言えないよ。」
エマは俯いて答える。

だってみんなが望んでいるのは〝鬼を滅ぼす未来〟なんだから。
それに・・・人を食べ続けなきゃあの姿でいられないのなら・・・・

〝七つの壁〟を見つけ出して〝約束〟を結び直したって、
鬼は退化して滅んでしまうから・・・・・

それ以外の「他の選択肢(みち)」が欲しい・・・・

でも何処にもないの・・・・

どうしようレイ!

「私、どうすればいいのかもうわからないの!!」

そう訴えるエマの顔には、
苦悶と絶望と哀しみが入り混じった「生命の悲鳴の色」が・・・・
一面に深く広く浮かび上がっているのだった———————————————。

エマの本心が爆発する!

「人間と鬼は何が違うんだろう?」

これは現代世界の人種の違いにも置き換えることができる深い問いかけでもある!

そう、この地球上で生まれ育っている以上、
みんなそれぞれの理由で生きている、いや、生かされているのである!

だからエマのこの「想い」は人間としては至極当たり前なのだ。

かたや「鬼がいない平和な世界」も、
かたや人間として望む「鬼と共存する世界」も——————「在り」なのである。

う~~む、これは難しい選択、難しい問題だ!

人間だからこそ、
この2つの想いの板挟みに、悩み苦しんでいるのがエマなのである。

果たしてこの答えはちゃんと出せるのだろうか?
それはこの時点では・・・まだ分からないままである。

 

約束のネバーランド122話の感想

今回のポイントは〝望む未来の違い〟————これに尽きる。

ノーマンが望む未来は―——————
あくまで鬼を「絶滅」させて
全ての人間が笑顔で安全に暮らせる世界を作り上げるということ。

エマの望む未来は————————
鬼とは争わずに上手く共存しながら、
みんなと笑顔で安全に暮らせる全てが調和した世界を作り上げること。

端的に言って〝絶滅〟か〝共存〟か?
という「対極の選択(みち)」なのである。
しかも2つとも〝みんなの幸せ〟を願ってのことだから・・・・なおさらに難しい。

「人間が安全なら鬼は滅びる」
「鬼が生きるには人間の犠牲が不可欠」

ホントに共存なんてできるのか?
この答えは今のところ〝否〟である。

が! 一つ確実に言えるのは————————
ノーマンがやろうとしている「革命」は・・・・・
そもそもみんなには秘密裡に進めているだけに、
今一つ信用できないということ。

なぜなら「無血勝利」と言っているが、
何か嫌な血なまぐささを感じずにはいられない・・・
何か裏がないのか? ホントに仲間達の犠牲は出さないで済むのか?

クールなノーマンや、悪役のようなヴィンセントの所作に
一抹の不安を感じずにいられないのは私だけではない筈である!!

果たして来週、このエマの苦悩に何らかの決着が付くのであろうか?
鬼と上手く共存できる何らかの方法を見つけ出せるのだろうか?

そしてもし共存できるなら―——————
エマはノーマンのもとを去り、二人は対立関係となってしまうのだろうか?

全ての答えを知るには、まだまだ先を読み進めるしかない。

しかし、エマが必ず納得できる「答え」が見つかることを信じて、
これからもこの物語と全身全霊でトコトン付き合っていこうではないか!!

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