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鬼滅の刃【ネタバレ】119話「よみがえる」感想!

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鬼滅の刃【ネタバレ】119話「よみがえる」

鬼殺隊・霞柱の時透無一郎は記憶の中で、兄である有一郎から弟への「真の想い」がこもった告白をしっかりと受け取る。

そのころ、あばら屋では玉壺がどれだけ妨害し、どれだけ傷つけても、血だらけになりながらも、恐るべき集中力で刀を研ぎ続ける真の刀鍛冶師、鋼鐵塚の姿があった。

頭にきた鬼がさらなる妨害をしようとする寸前、そこに無一郎が割って入る。
その行為に嫌悪した玉壺は無一郎にさらに強力な攻撃を繰り出す。

あまりに激しい攻撃に、無一郎の刀は折れ、小屋は全壊するが、鋼鐵塚は森の隅でまだ刀を研ぎ続ける。

新しい刀で玉壺の攻撃を撃破した無一郎は、その刀を作ってくれた鉄井戸と鉄穴森に感謝を述べ、同時に必殺の斬撃を浴びせ、玉壺の頸に切り傷を負わせる。

「舐めるな。」怒りの表情を露わに、顔を歪める玉壺であった。

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1. 兄の想い、鍛冶師の想い

時透無一郎の心の中で、兄の有一郎は無一郎の手を握りながら優しく囁きかける。
どれだけ善良に生きても神も仏も守ってはくださらないから、俺がお前を守らねばと思ったんだ。

俺には余裕が無くて、優しくしてやれなくて、ごめんな。
所詮、人に優しくできるのも選ばれた人だけなんだよな。
兄が哀しげに瞳を伏せたところで記憶が覚める。

心の奥で、その想いをしっかと受け止め、抱きしめる時透無一郎。

その頃、森のあばら屋では伍の上弦の鬼・玉壺が激しく地団太を踏んでいた。
ぐぬぬぬぬ、此奴、この男! この人間!! 研ぐのをなぜ止めない!!
ジャコ、ジャコ、ジャコ。

刀を遮二無二研ぎ続ける刀鍛冶師・鋼鐵塚の体には、見るも無残な切り傷が幾重も刻まれ、血みどろとなり、左眼も潰されているのであった。

やはり無一郎の兄の有一郎は、唯一の肉親である弟、無一郎を心から愛し、ずっと守ってきたのだ。ただ、その不器用さと、幼さからくる余裕のなさが、無一郎に対して、強く辛く当たってしまう原因となっていたのだ。

この熱い想いは遅ればせながらも無一郎にもしっかりと伝わり、ガッチリと受け止められ、真の無一郎の力として生まれ変わる。

そして、熱い想いを持つ者がもう一人……、刀鍛冶師、鋼鐵塚である。
刀を研ぎ、仕上げるためには自分の命を辞さない……。その確固たる揺るぎない姿勢は既に人間を超越しており、鬼ですらつけ入ることが出来ない。

男たる者、一生に一度くらいは、これぐらい情熱と信念を傾けられるモノに出会ってみたいものである。

2.無一郎の感謝

ジャコ、ジャコ、ジャコ、ジャコ。
ふと、玉壺の目が、横で倒れている刀鍛冶師・鉄穴森に止まる。
そうだ、アイツを殺すと言えば…。

刹那、光の如き鋭い切っ先が玉壺の頸に迫る!!
すぐさま壺の中へと逃げる上弦の鬼。ゆっくりはい出しながら思案を続行する。
今のは……攻撃にギリギリまで気付かなかった…。

そして、水極鉢を抜けている。わからぬ、一体どうやって抜けた?
死ぬと思っていたから、意識を遣ってなかった。
が…、それだけ私が刀鍛冶師に集中していたということ…よし!!

いい方に解釈し直す都合が良い玉壺だが、すぐに無一郎の変化に気付く。
ん? 何だ、あの顔の痣は?
無惨さまから頂いた情報では、あの耳飾りの子供にも似たような痣があったはず…。

訝しく思いながらも玉壺は、無一郎のその表情自体に軽い憤りを覚える。
なにを涼しい顔をしているのだ。私の毒で麻痺しているはずなのに…
何故さっきよりも早い動きで私に傷をつけれた? (スウッと右鎖骨部に薄く血が滲む。)

と、閃光の如く無一郎が鬼に接近する。
玉壺もそれに瞬時に呼応し、タコの足が出ている小さな壺を差し出す。

“蛸壺地獄!!!”

無数のタコの足が巨大化し、無一郎を襲う。
ブニッ。 無一郎の刃はタコ足に絡み取られ―――バキィ! 刀身が折れてしまう。

バキャッ!
そのままタコの足はさらに大きくなり、小屋の四方の壁や天井を突き破り、あばら屋を全壊させてしまう。

「ヒョヒョッ。どうだ、タコの弾力は、これは斬れまい。」
誇らしげに、高らかに笑う玉壺。

―――と、タコ足に弾き出された鋼鐵塚が、体勢を立て直し、その場で砥石を握りしめ
ジャコ、ジャコ、ジャコ……ジャコ。  再び刀を研ぎ始める。

まだ刀を研ぐとは…馬鹿か? 真面ではない。
さすがの玉壺も困惑するが、「先に柱だ。」と、すぐに気を取り直す。

ギチギチギチ、ギチ、ギチ。
巨大なタコ足の数々は大きな渦となってうねり、無一郎を、そして横にいた鉄穴森までをも飲み込み、空中で激しい力で締め付ける。

「先程は少々手を抜き過ぎた。今度は確実に潰して吸収するとしよう。」
と、玉壺が言い終わらないうちに、

ババババッ。 幾筋もの閃光。
タン。すべてを一瞬で切断し、無一郎が鉄穴森と見事に着地する。
「俺のために、刀を作ってくれてありがとう鉄穴森さん。」
無一郎は新しい日輪刀を構えながら静かに謙虚に感謝を述べるのであった。

やっとあばら屋に辿り着いた無一郎。その復活の太刀が玉壺に傷を負わせる。
が、ここでも玉壺の狂ったアートの血気術が炸裂する。

なんだぁ。今度はタコの足って! キモイ「金魚もどき」といい、「タコ」といい、この鬼は生き物系を使うのが大好きなようだ。

確かに物質系より生物がミックスされている方が「狂気」と「気味悪さ」が倍増するのは明白で、見る者の想像力に直接、嫌悪感を伝えて、目を背けさせると同時に、ちょっとありかも! と思わせるリアリティを併せ持つ力技なのである。

だから、玉壺が次はどんな血気術を解き放つのかが密かに楽しみなのである。

それと共に印象的なのは無一郎が初めて示した人への感謝の言葉である。
記憶と共に甦った兄、有一郎が圧倒的な影響力で、無一郎の心を変えていく。

こうなると彼はめっぽう強いはず。
さあ、真の力を見せてくれ! 時透無一郎よ!

3. 回想:鉄井戸の憂い

「い…いや、私はあなたの最初の刀鍛冶の書きつけ通りに作っただけで……。」
無一郎の突然の感謝の言葉に、感極まり、ホロリと涙を零す鍛冶師・鉄穴森。
「そうだったね。鉄井戸さんが最初に作ってくれたね。」と無一郎が呟く。

心臓の病で亡くなった刀鍛冶師・鉄井戸が最初にこの刀を無一郎に作ったのであった。

ああ、この刀しっくりくる。

無一郎はしみじみと感じ、それと同時に鉄井戸の優しい声を心の中に聞いていた。

そこには大きな岩に座り、キセルを構え「ひょっとこの面」を目元まで上げた、見るからに温和そうな初老の紳士然とした刀鍛冶師・鉄井戸が心配そうに無一郎に話していた。
儂は心配だよ、坊や。

誰が――お前さんのことを分かってくれようか。
坊やがどれだけギリギリで余裕が無く、物を覚えられない不安と戦い、血反吐を吐く努力をしているのか……誰が分かってくれようか。

儂はお前さんの刀を見ると涙が出てくる。
儂はもう長くはない。命を惜しむ歳ではないが―――
お前さんだけが気がかりじゃ。

鉄井戸はしみじみと無一郎にそう語ったのだった。

今だからこそ無一郎は想う。       (さらなる構えを行い――)
鉄井戸さん、ごめん。心配をかけたなぁ。 (刀を握る手にギュッと力を入る。)
だけど、もう、俺は大丈夫だよ。     (目の奥に決意が漲る。)

霞の呼吸 伍ノ型   〝霞雲の海〟

感謝を聞いた鉄穴森から零れる涙が、刀鍛冶師の熱い気持ちのすべてを物語っている。
鬼殺隊の隊員が命を賭けて鬼を倒すのと同じように、刀鍛冶師は自分の命を賭けて隊員のために究極の刀を作りあげる。

だから刀作りの達人である鉄井戸さんは無一郎の刀を一目見た瞬間に、彼の「心の叫び」や「苦悩」や「葛藤」が手に取るように分かり、誰にも理解されない事まで見抜いたうえで、無一郎が不憫であり、死ぬ間際まで彼を憂えていたのだ。

兄の記憶を通して激しい感情を揺り起こされた無一郎には、その鉄井戸の自分に対する心遣いと憂いが、今初めて痛いほど理解できたのである。

そう、人間、時透無一郎のこれが第一歩なのである。

4. 玉壺を斬れ!

真っ白な霞を纏った無一郎の日輪刀が高速で玉壺の頸筋へと詰め寄る。

ザン! 間一髪、玉壺は瞬時に壺へと身を隠す。
周りにあった全てのタコの足は粉微塵に斬られ消滅していく。

「素早い微塵切りだが、この壺の移動にはついてはこれないようだな。」
壺から滑り出た玉壺が言う。

「そうかな?」無一郎は動じない。
「随分と感覚が鈍いようだね。何百年も生きているからだよ。」

バッ! 玉壺の頸に真一文字に鮮血が走る。

「次は斬るから。」

「舐めるなよ、小僧。」
頸の出血を頭の小さな手で押さえ、怒りに震える玉壺は顔を醜く歪めるのであった。 

強いぞ、無一郎! 
攻撃するたびに鬼の急所にじわじわと迫っている!
多分、それを肌で感じ、これはヤバいと焦っているのは他ならぬ玉壺自身ではではないだろうか?

最初に比べて所作に余裕が無くなってきているのがその大きな証拠。
玉壺の言葉も、最早強がりにしか聞こえない。

それに反して無一郎の瞳はあくまで冷静に玉壺を見据える。鬼の最期を予感しているのだろうか。静かな眼差しの中に冷え冷えとする残酷さをチラッと感じたのは私だけではないはず……。

おそるべし、時透無一郎。鬼には決して容赦しないのだ!

鬼滅の刃119話感想と120話の考察

今週の「鬼滅の刃」に、もし違うタイトルを付けるとしたら〝記憶の恩人の祈り〟や〝誕生。人間、時透無一郎〟であろう。なぜなら、今週は彼の人間性、感受性や感情が大復活するからだ。
(ロボットのように、無表情な無一郎ではなく、彼はもう人間、時透無一郎なのだ!)

それにより今まで欠けていた彼の心のピースである「感情の爆発力」と、「心の最深部に流れる底力」と、「果てしない感謝の原動力」が埋まり、新しい無一郎が誕生したのだ。

こうなると、もう誰も、鬼だろうと彼を止める事はできない。

ただでさえ強い霞柱、時透無一郎が感情の力や人に感謝する力を得て「鬼に金棒」いや、「鬼殺隊に金棒」状態となったのである。

やはり顔に浮かぶ痣も、その力が現れる証なのではなかろうか?
まあ、それはこれから追々明かされていくはず! 楽しみにしよう。

そして、次回こそ必ず玉壺を倒し、恩師・鉄井戸に、炭次郎に、そして我々読者に、
彼の感情がこもった本物の輝く笑顔、可愛らしい「無一郎スマイル」を見せてくれるはずである!

よし! 来週こそ、勝ってみんなで笑い合おう! BIG SMILE!!

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