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ヒノカミ神楽(カグツチ)の呼吸【初代】日の呼吸の剣士との関係は?

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「ヒノカミ神楽」とは?

前に紹介した「日の呼吸」と共に、炭次郎が鬼に立ち向かうための強い武器となるのが、先祖から代々受け継がれている「ヒノカミ神楽」である。

今回は、前回の「日の呼吸」の考察をさらに推し進め、この「ヒノカミ神楽」にスポットを当てることで彼の隠された「真の力」を掘り下げていこうと思う。

日の呼吸とヒノカミ神楽の出会い!真の継承者は誰?

ヒノカミ神楽の技まとめ

まずはは「ヒノカミ神楽」についての伏線となる場面を見つけていくことにしよう。

やはり「ヒノカミ神楽」といえば、炭次郎の父が病床で幼い炭次郎に「呼吸」について語る場面と、その父親が、森の中で篝火に照らされて「ヒノカミ神楽」を力強く舞い踊る場面であろう。                    
第39・40話(単行本5巻)より

そして、下弦の鬼・累との闘いにおいて、炭次郎は「ヒノカミ神楽」を初めて披露する。
ヒノカミ神楽 円舞(ひのかみかぐら えんぶ)
第40話(単行本5巻)より

それ以降は炭次郎の強力な必殺技として鬼達を一撃で薙ぎ倒す威力を発揮していく。
まずは下弦の壱・魘夢との列車上での闘い。        
ヒノカミ神楽 碧羅の天(ひのかみかぐら へきらのてん)
第61話(単行本7巻)より

上弦の陸・堕姫との闘いしかり。
ヒノカミ神楽 烈日紅鏡(ひのかみかぐら れつじつこうきょう)
ヒノカミ神楽 炎舞(ひのかみかぐら えんぶ)
ヒノカミ神楽 幻日虹(ひのかみかぐら げんにちこう)
ヒノカミ神楽 火車(ひのかみかぐら かしゃ)
第77話(単行本9巻)第81・82話(単行本10巻)より
その時の「水の呼吸」と「ヒノカミ神楽」をミックスした攻撃しかり。
 第90話(単行本11巻)より

ヒノカミ神楽 灼骨炎陽(ひのかみかぐら しゃっこつえんよう)
第81話
ヒノカミ神楽 陽華突(ひのかみかぐら ようかとつ)
第106話

上弦の肆・半天狗の4体の分裂体との闘いしかり。 
ヒノカミ神楽 日暈の龍 頭舞い(ひのかみかぐら にちうんのりゅう かぶりまい)
第113話より

炭次郎は「ヒノカミ神楽」をかなり使いこなしているが、今の炭次郎の呼吸法である「水の呼吸」と、自身の必殺技の「ヒノカミ神楽」の相性が非常に悪く、どうしても威力と持久力が相殺されてしまい、使用することで逆に「命の危険」に晒されてしまうのである。

カグツチとヒノカミ神楽の関係

次に、竈家に伝わる「ヒノカミ神楽」の歴史を少しだけ考察してみる事にするが――、
しかしその前に、竈家の「ルーツ」や「信仰」についても考察する事により、「ヒノカミ神楽」をさらに深く理解する上でのいろいろな手助とりますので、まずは「想像」を、遥か昔にまで飛ばしてみることから始めようと思う。

その昔、日本が誕生してすぐのハ百万(やおおろず)の神々が住まわれる神話の時代、火を司る神である「カグツチ」は母であるイザナミから生まれ出るが、その時イザナミは激しい炎で火傷を負い、亡くなってしまう。

それに激怒した父イザナキは〝十握の剣〟でカグツチを斬り殺してしまう。
するとそのカグツチの血から、火の神、岩石の神、水・雨・雷などの様々な神々が生まれ出たのであった。

火は遥か昔から「脅威と恩恵」の象徴であり、「カグツチ」は人々に感謝と恐怖を感じさせる威厳のある神であった。

また、カグツチは、「鍛冶の神」、「焼き物の神」としての側面もあり、人智が及ばない火の力は、最後は神頼みであったことから火の神を尊敬し、敬うという信仰が生まれたのであった。

竈家はもしかしたら、「カグツチ」の一族の末裔、分派の一つであり、火の神である「カグツチ」を、太古からずっと信仰し続けている一族なのでは?という憶測が成り立っても決して不思議ではない。
 
この「カグツチ」の知識を頭の片隅に入れて「ヒノカミ神楽」の考察に移ろう。

姉を訪ねて高天原にやって来た暴れ者の「スサノオ」は、辺りかまわず傍若無人に振る舞い始める。天照大神(アマテラス)は弟スサノオの暴挙に怯え、天の岩屋へと隠れてしまう。すると、世界は闇に包まれてずっと夜になってしまった。

これが有名な「アマテラスの岩戸隠れ」の神話である。

このままでは世界が破滅すると感じた神々は一計を案じる。
そして、この天岩戸をアマテラスに開かせるためにアメノウズメが舞い踊るのだが―――

この、太陽、日のエネルギーと、生命誕生の源のパワーが秘められた究極の「舞い」。
世界を闇から光へと導いたこの「舞い」こそが「ヒノカミ神楽」なのである。
これも代々火を使い、「カグツチ信仰」を続けている竈家に、炎と日の光を未来永劫、敬い奉るための手段として「ヒノカミ神楽」が受け継がれていてもおかしくはないのである。

ヒノカミ神楽の初代は竈門炭吉?

それでは、今までの考察を踏まえて、さらに想像の翼を広げていこう。

代々炭焼きの家系である「竈家」には、先祖から受け継がれてきた火の神「カグツチ信仰」と、秘儀「ヒノカミ神楽」の2つが存在する。それは遥か昔から舞われている竈家の儀式であり、炭焼きにとっては無くてはならない〝神への御霊の捧げモノ〟であった。

この「ヒノカミ神楽」を舞う事により、一族のこれからの繁栄と、炎と、そこから生み出されたモノへの畏敬の念を火の神様へ奉る、絶やしてはいけない秘儀とされていた。

そして、「ヒノカミ神楽」は「日の呼吸」で擬神化して舞う事により、真の力を発揮する。

そのことに最初に気付いたのが……「カグツチ」の血を引く末裔であり、耳飾りの剣士から「日の呼吸」を伝授された炭吉なのである。

偶然「ヒノカミ神楽」を「日の呼吸」で舞い踊った時、「日」と「炎」の究極の力を目の前で垣間見ることが出来たのが炭吉であったのだ。

では、炭吉と剣士の出会いを、今回は「炭吉目線」で見ていくことにしよう。

江戸のある日、竈炭吉一家は突然鬼の襲撃を受けるが、そこに通りかかった「耳飾りの剣士」に無事救われる。

炭吉はお礼に剣士を家に招き、彼の身の上や、日の呼吸の事を聞き、自分に何かできる事はないかと必死で考え続ける。そして思案の末、炭吉が出した答えが「日の呼吸」を自分が受け継ぐという事であった。

「日の呼吸」の伝承者になるという事は、これから先も鬼に狙われる危険性が増すだけだと反対した剣士の言葉に、ぶれる炭吉ではなかった。

逆にいっそう「日の呼吸」を受け継ぐ意を思を固め、必死に根気よく説得を繰り返し、剣士に〝日の呼吸〟を教えることに同意させるのであった。
その後、厳しい鍛錬の末、炭吉は「日の呼吸」で人間を超える力を発揮できる〝擬神化〟の状態を会得し、剣士はそれを見届けると静かに去っていくのであった。

その後、炭吉は「日の呼吸」をさらに磨き上げていくが、ある日、「日の呼吸」の擬神化と、竈家に代々伝わる「ヒノカミ神楽」を合わせるとことで、新たな力が生まれることに気が付くのであった。

そして時間をかけて――、炭吉によって生み出されたのが〝擬神化ヒノカミ神楽〟であり、「炎」と「日」の力により、人間を超越した集中力と瞬発力、鬼にも負けずとも劣らない「火(日)の神」のごとき身体能力を生み出すことに見事に成功したのであった。

それが大正時代の竈炭次郎の代まで、連綿と続いていくのである。その彼等の耳たぶには、「日の呼吸」の伝承者の証である「耳飾り」がいつも舞い踊っていたのであった。

ただ、その力の代償は大きく「耳飾りの一族」以外の者が、この「日の呼吸」を使い〝擬神化〟すると、その体への負担は測り知れないモノがあり、炭次郎の父である炭十郎には特にそれが顕著に現れてしまう。

やせ細り、立つこともままならず命を削る事となり、死期を早めてしまったのであった。

炭次郎はその事の真相を未だ知る由も無い―――。

日の呼吸とヒノカミ神楽

いずれ炭次郎は「日の呼吸」を会得し、「ヒノカミ神楽」を「日の呼吸」を使って舞う技を完成させて、究極の力を持って鬼舞辻無惨の前に立ちはだかる事だろう。

夜と、死と、闇の神である「ツクヨミ」の血を引く鬼舞辻無惨を倒すことが出来るのは、「カグツチ」の末裔である炭次郎と、彼の必殺技「擬神化ヒノカミ神楽」だけである。

何故ならそれは「アマテラス」と「カグツチ」の、光と炎の神の力を合わせもった究極の太陽の力、この世の生きとし生けるモノすべての生命エネルギーなのだから。

―――――と、今回の考察では、想像の翼を日本神話の時代にまでタイム・スリップさせて、自分独自の物語を作り上げてみました。
今回改めて思ったのは「物語る」って、時空をこんなにも簡単に飛び越えられるのだなという事。

そして、それがこんなに「気持ち良い」事だったっんだな、と改めて実感した次第である。

この想像力のタイム・スリップを皆さんもぜひ、味わってみたら如何でしょうか?

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