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鬼滅の刃【ネタバレ】122話「それは一時的な興奮状態」感想!

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鬼滅の刃【ネタバレ】122話

上弦の伍の鬼、玉壺を倒した鬼殺隊・霞柱、時透無一郎。

瀕死の重傷を負った無一郎は介抱に来た刀鍛冶師・鉄穴森に「大丈夫だ」と言いつつも泡を吹いて倒れてしまう。

そして死んだと思われていた小鉄少年も奇跡的に助かり、鉄穴森との再会を果たす。

無一郎は薄れゆく意識の中で、炎柱・煉獄杏寿郎や、父や母、兄との思い出が溢れ出すのを 感じ取る。そのみんなの温かい心に触れて少年の目には自然と涙が溢れ出すのであった。

その頃、森の奥では鬼殺隊・竈門炭次郎が上弦の肆、半天狗の分裂体と熾烈な闘いを繰り広げていた。血気術で生み出された「巨大な木の竜」の隙のない波状攻撃に傷付きズタボロにされる炭次郎。

何とか敵の間合いから抜け出して体勢を立て直そうとした矢先、突然竜の頭が伸長し、その口の中へと一気に飲み込まれてしまう。

炭次郎は、竜の体の中で潰されそうになり、一貫の終わりかと思われた瞬間、それを窮地から救い出したのは急ぎ駆けつけた鬼殺隊・恋柱、甘露寺蜜璃であった。

鬼と対峙する恋柱であったが、鬼の吐く暴言に激怒した彼女は怒りの力で、「木の竜」の繰り出す激しい攻撃自体をすべて斬り裂いていく。

その強さに驚く炭次郎。
そして、顔を険しくする鬼の姿がそこにあった。

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1. 頑張った無一郎

玉壺との死闘を征し、傷だらけで茫然と立ち尽くす時透無一郎。
「時透殿! 大丈夫ですか。」九死に一生を得た刀鍛冶師・鉄穴森が急ぎ無一郎に走り寄る。
「大丈夫、大丈夫。すごく気分がいいんだ。」無一郎の顔はやつれ、ブツブツ呟いている。

「顔色がものすごく悪いんですがホントに大丈夫ですか?」と鉄穴森は心配そうに尋ねる。

ハア ハア 「全然大丈夫。」 ハア ハア
「…何かハアハアして……体も震えていませんか?」鉄穴森は明らかな異常を感じとる。

「いいからさ…きみは…こてつくんのところへ…」

ゲ ボ  「おえっ」     「泡吹いてますよ!!」叫ぶ鉄穴森。
バタン。 その瞬間、無一郎は激しく口から泡を吹き出しながらくずおれるのであった。

「うわあああ 時透殿——っ!!!」

(やはり無一郎の体中には玉壺の毒が回っていて、全然大丈夫ではなかったのだ。)

「やばいやばい、どうすればいいんだ!? 鋼鐵塚さん!!」
鉄穴森はもう一人の刀鍛冶師・鋼鐵塚によびかけるが、彼は相変わらず刀を研ぐのに必死で
アッサリと無視されてしまう。

「横向きにした方がいいですよ。」いきなり後ろから声が響く。
「うわ———!!」鉄穴森が振り向きざまに絶叫する。
「小鉄少年の亡霊、出た~~!!」

「いやいや生身ですよ。」小鉄少年は丁寧に説明していく。
お腹に炭次郎さんから預かっていた鍔を入れていたので助かりました。
これを新しい刀につけて欲しいって言われていたのですよ。

一方、倒れた無一郎の瞳には———

炎柱・煉獄杏寿郎がいた。
「柱として頑張ろう」彼が優しく激励する。

(無一郎の目に涙が溢れ出す。)

父と母がいた。
無一郎の父は——倒れた息子の肩にそっと手を置く。「ほら、全部うまくいった。」

兄がいた。
兄・有一郎が———
無一郎の目を優しく微笑みながら覗き込む。「頑張ったなあ。」
兄さん…
無一郎の涙は、果てることなく大河のように流れ続けるのであった。

やっぱり無一郎は重体だったのだ。彼の気力が彼自身を奮い立たせ、最後まで闘わせたのである。よくやった、ホントよくやったよ無一郎。
やはり君は華奢でもヒーローの資格がある鬼殺隊の柱なのである。

それと比べて損な役回りを演じることになったのが鉄穴森である。
無一郎の反応にてんやわんやし、泡を吹いて倒れた剣士に慌てふためき、いきなり後ろから現れた小鉄少年には肝を潰し、「わあわあ、やあやあ」とまるでピエロである。

実は超シリアスな状況なのだが、彼がいてくれるおかげで場を和ませてくれるのである。
彼はコメディー要素を兼ね備えた便利なキャラクターなのだ。

そして、思い出の中で今まで関わってきた人々の温もりに触れて、涙が溢れ出す無一郎に読者も涙する事請け合い。特に兄・有一郎の、弟を包み込む瞳と微笑み、そして「頑張ったなあ」の労いのセリフに涙を流さない者がいるであろうか。感涙である。

2. 恐るべき木竜

森の奥では、竈門炭次郎が鬼の血気術で生み出された「木の竜」と熾烈な闘いを繰り広げていた。「木竜」が炭次郎に激しく喰いついてくるのをかろうじてかわす。

竜の頭の伸びる範囲は66尺。ひとつ分かったぞ。

炭次郎は直感し、空中で大きく一回転しながら構え直し———
ヒノカミ神楽  碧(へき)羅(ら)の…

ギャイイイイィィィ。  竜の咆哮。  激しい音撃が炭次郎を襲う。

「ガッ…。」炭次郎はあまりの衝撃に白目を剥き、失神しながら吹っ飛ばされる。

ダン。 そのまま地面に激突する。 鼓膜が破れ、目が回り、視界がグニャリと歪む。
ドオン。 間髪おかずに竜の足が炭次郎を踏みつぶしに襲い来る。

バキバキッ。「ぐああっ!!」
辛うじてかわしたものの、左足首から下を折り潰されてしまう。

喜怒哀楽の鬼の力を使え、攻撃力も上がっている。
呼吸の暇(いとま)が無い。 回復できない!
攻撃が予測できても対処できなくなってきた。息が続かない……!!
瞬時に思考を走らせながら、何とか移動して66尺以上離れる。

よし、ここからなら。
再び体勢を立て直す炭次郎。  が!

ボッ  ボッ   ボッ  
竜の口から小さな竜が飛び出し、またその竜の口からさらに竜が飛び出し———
ガチ。 全体が伸長して炭次郎の左手首にいきなり喰いついた!

ぐん。  炭次郎は技を出す暇もなく引っ張られ、
バクン。  そのまま竜の口の中へ飲み込まれてしまうのであった。

何だこの〝木竜〟の異常なまでの強さは。さすがの炭次郎も全く歯が立たない……
というか、全く攻撃すらさせてもらえないではないか。

このあまりにも一方的すぎる展開に読者は意気消沈させられる。

炭次郎は鼓膜を破られ、嘔吐し、視界も歪み、足も潰される………。
こんなにも痛い目にあわされる主人公が他にいるだろうか? 
少なくとも私にはそんなマンガの心当たりはない。

あまりにも痛々しすぎて、誌面から思わず目を背けてしまったのは私だけではないはず。
しかも炭次郎は竜に飲み込まれてしまうのである。まさかのまさかである。

心は苦痛と敗北感で落ち込んだままだが、次の章へと進まなくてはならない……。

3.恋柱、登場!

「うううう!!」禰豆子が他の竜の口に片腕を咥えられながらも炭次郎に手を差し出す。
玄弥は竜の体の下敷きになりこれまた押し潰されかけている。

ミシ、ミシ。「ぐあああ。」
ミシミシ、ミシ。
「だめだ!! 押し潰されっ……げうっ…」炭次郎は竜の口の中で〝終わり〟を覚悟した。

——————と、

ズバババッ。 刹那、竜の頭が縦に真っ二つに斬り裂かれた。

「キャ———ッ。すごいお化け、なあにアレ!!」

「!?」
炭次郎を一瞬で救い出し、背中に負う人影が美しい月夜に舞う。
その人物こそ鬼殺隊・恋柱、甘露寺蜜璃その人であった。

「大丈夫!? ごめんね、遅れちゃって!! ギリギリだったね。」
恋柱は背中の炭次郎に優しく語りかける。

「かっ、甘露寺さん!!」

「休んでていいよ!! 頑張ったね、えらいぞ!」
傷付いた炭次郎を地面にそっと下ろしながら恋柱は優しく気遣う。

炭次郎がそれに答えようと口を開く間も与えず、彼女は目の前から消えていた。

「ちょっと君、禰豆子ちゃんと玄弥君を返してもらうからね。」
甘露寺は鬼を睨み、その場で対峙するのであった。

炭次郎が!! あわや終わりか!! と思ったところに恋柱・甘露寺蜜璃、降臨!!!
しかも一瞬で竜の頭を斬り裂く凄まじさと共に登場である。なんて鮮烈!

そして炭次郎を労わり気遣いも忘れない、女子力満載のときめき女子である。
彼女の活躍を心して見ていこうではないか!

4. 恋柱、怒る!

「黙れ、あばずれが。」少年の姿の鬼が言い放つ。

プッチ———ン 「あばずれ!? あばっ…あっ、私!? 私のこと!?」

ブルブル、ブル。
信じられない、なんて言葉を使うの!? それにしたってひどいわ!
ブル、ブルブル。 怒りで全身わななき震える恋柱。

狂鳴    雷殺      
いきなり木竜から強烈な音波、音撃が繰り出される。

「甘露寺さん!!」炭次郎が叫ぶ。

恋の呼吸   参ノ型    〝恋猫しぐれ!!〟

恋柱の斬撃は、彼女に向けられたすべての音撃自体を斬り裂いていく。

「私、怒っているから! ゆるさないわよ。」甘露寺はキッと鬼を睨みつける。

この小娘、攻撃自体を斬りおった。
その瞬間、鬼の表情に険しい色が浮かぶのであった。

鬼の「あばずれ」という言葉が、甘露寺の地雷を踏み、爆発させてしまった!
彼女の「激怒モード」が発動したのだ。皆さんも一度は経験がある、普段温和でめったに怒らない人が、いったん怒ってしまうと激しい怒りを爆発させるアレである。

しかも彼女の攻撃は、相手の攻撃自体を斬るという無敵技。
これは強いぞ、凄いぞ。
女子の怒りのパワーを舐めてはいけないのである。
鬼はそのことを、これから嫌というほど知ることになるであろう。

鬼滅の刃123話の考察

今週は、時透無一郎、竈門炭次郎、甘露寺蜜璃の3人が一堂に会するという、今までにありそうでなかった豪華な顔合わせが実現したスペシャルな週となり、なんか得した気分。

そして今週の隠れキイワードは〝喜怒哀楽〟である。

無一郎の回想に「喜」と「哀」が、鉄穴森や鋼鐵塚の行動に「楽」が、炭次郎の痛みと無力感が「哀」を表している。

恋柱は炭次郎を救えた「喜」と、鬼の暴言に対する「怒」が表され、全ての状況において〝喜怒哀楽〟が散りばめられているのである。

それがストーリー展開に大きな起伏と緩急をつけるのに見事に成功しているといえよう。
これぞ作者のシナリオ作りの上手さと、キャラ設定の巧みさの賜物である。

さて、来週である。恋柱の「激怒モード」が、きっと鬼を倒してくれると心から願っている。
さすがに作者も女子を傷付ける事はしないだろうし、読者もそれは見たくないはずである。

したがって絶対に恋柱が勝つ。圧倒的強さで勝利すると信じている。

あと、時任無一郎もまるで今生の別れのような描写をされていたのだが……、
絶対に生きて炭次郎の友達となり、ずっと活躍してくれると信じている。いや、信じたい。

何が起こるかわからないのが「鬼滅の刃」である。

それならすべて良い方向にイメージすることも許されてしかるべきなのだ!

そう、来週はきっと何もかも上手くいく。誰も死なず鬼だけが滅びるに違いない。
何故なら——この物語が、「すべてを信じて頑張れば、誰にでも輝く未来が作れる」のだという事を、いつも私たちに教えてくれているのだから!

さあ! 読者も共に闘い、鬼がいない世界を少しでも早く作り上げようではないか!  

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