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約束のネバーランド【ネタバレ】101話「おいで」感想!

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約束のネバーランド第101話「おいで」

クヴィティダラを地図で見つけて52日後、エマ達は目的地へと到着を果たした。
が、そこは石でできた遺跡群が立ち並ぶ荒涼とした場所だった。

エマは遺跡を調べるうちに大きな竜と子供の鬼?の幻影を視る。

仲間に頬をはたかれて我に返るエマ。
すぐに遺跡の上に登ってレイとともに全体像を俯瞰する。
その光景は、ムジカからもらったペンダントと同じ形であった。

エマ達は幻影から得た「新しい手がかり」を調べ直すために
シェルターへ戻ることを速やかに決意する。

急がなきゃ。あと1年半までに必ず————。
エマの目は、さらなる決意に燃えるのであった。

クヴィティダラを去りゆく少年たち。
その後ろ姿を、大きな竜と小鬼の幻影がいつまでも見送り続けているのであった。

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1. クヴィティダラ

誰も追われない世界にする。そして、みんなで人間の世界へ行く。
そのためには〝七つの壁〟を探し当てて、○△×に会って〝約束〟を結び直す。
そのためには、まずはこの〝クヴィティダラ〟へ———。

そして、エマ達探索隊は〝クヴィティダラ〟に到着した。
地図で最初に見つけてから…はや52日経っていた。

「ここがクヴィティダラ?」エマが呟く。
そこは石でできた巨大な遺跡群が立ち並ぶ荒涼とした場所であった。

「クヴィティダラには竜がいて、その目は何でも見通せる。」レイが静かに呟く。
「みんながその目を欲しがって、クヴィティダラに押し寄せる。」
「クヴィティダラは竜の町。古文書にはそう書いてあったよな。」レイが続ける。

「けどここにあるのは石と朽ち果てた遺跡だけだ。」
みんなでいろいろと話し合う。
そんな中、エマは遺跡の壁に〝矢印〟が彫り込まれているのに気付く。

「一体何の遺跡だろう?」ドンが疑問を口にする。

「重要なのは竜でも町でもない。竜の目が何かってことだ。」レイが言い切る。

「クヴィティダラの竜の目で昼と夜を探すべし…」ドンが古文書の一文を呟く。

さらにみんなの議論が続く中、エマは遺跡の壁の〝矢印〟が指し示す場所を探りだし、その石の壁にも〝新たな紋様〟を発見し、それが何かを見ようとした—————。

エマ達が着いたクヴィティダラはみんなの予想に反した石と遺跡だけの朽ちた場所だった。
え? 何もないの? これで終わり? とんだ肩透かし?

いやいや、慌てない、慌てない。 この物語がそれだけで終わらせるはずがない!
案の定、エマが早速〝手掛かり〟らしきモノを見つけ出す。流石である!
はやくこの続きを読んでいこうではないか!

それにしてもレイもドンもしっかりと古文書を暗記していて、さりげなく読み上げるなんて、超カッコイイ! このシュチエーションは誰もが一度はやってみたいと思ったことがあるはず! 誰しも頭の良さには憧れるのである。

2. 竜の幻影

エマが見つけた紋様は〝目〟の形をしていた。
彼女がそれを覗き込んだ—————————————————。

「!!?」

巨大な竜が飛翔していた。

その大きな目とエマの目が重なり合う———。

(と、エマは逆さまに幻影の中へと落ちていく———)

遺跡の中央で貢物を前に深い祈りを捧げる鬼達が見える。

「人間」の代表と「鬼」の代表が握手している。

突然、人々が引き裂かれていく………
そして、たくさんの人たちが倒れている。

何これ… (逆さまのエマが目を見張る。)

小さな子供たちを入れた瓶を鬼が管理している。

人間らしき商人と鬼の貴族が握手を交わす。

これって…もしかして (エマは思い至る)

「かこの こうけいだよ」

いきなり、エマの背後から声が響く。
すぐ振り返る。

「めずらしいね いきた にんげん なんて」 

子供? 鬼の…? いや……   でも  (エマは思案する。)

「いま きみは みているだけ」

「…………」(エマはその鬼?の子供を見つめる)

「ちゃんとおいでよ つぎは いりぐちから」
ここは〝昼と夜〟…………? (エマは理解する)

「ここには なにもないけど なんでもある
いりぐちは どこにもないけど どこにでもあるから」

「ねえ、あなた。もしかして…!」(エマは叫び、手を伸ばす)

「そしたら あそぼ」

「‼」 

ビュンッ。(エマの目に一瞬、寺院らしき建物や、GPのような池の場所がうつる。)

エマはそのまま大空へと舞い上がり元の世界へと戻されたのであった。

いきなりの幻影の登場に、全ての読者は啞然とするに違いない!
しかも突然の巨大な竜と子供の鬼?らしき人物の登場。

一気に時間や空間を超える「エマの旅路」は、これを目にする者たち全員を、自分の世界を軽々と飛び越えさせて神秘と不思議が支配する新たな異世界へと誘う。
これこそが、このマンガが〝ファンタジー・ワールド〟たる所以であり醍醐味なのだ!

3. クヴィティダラの全貌

「おい、エマ‼」 「エマ‼」 全員がエマに呼びかける。
が、エマは依然……放心状態のままである。
「しっかりしろ‼」

パン。 ヴァイオレットが思わずエマの頬を張る。

ハッ。エマはいきなり正気に戻って叫ぶ。「見た⁉」
「何が?」「⁇」 全員ビックリして問い返す。

「竜!!!」エマはキッパリ言い切る。
「えっ…」「俺は何も見てないけど…」「オレも」全員が答える。

誰も見てない? 私だけ?
まさか夢……いや、そんなんじゃない。じゃあどうして…
エマは自問自答する。

ダッ。 エマが突然走りだす。そのまま遺跡を駆け登り、上からみんなを仰ぎ見る。
と…見る見るうちにエマの表情が「驚き」へと変化する。

「オイ、エマどうした!」レイもすぐに追いつき、一緒に下を見る。
そして、彼もすぐそれに気付く。

2人の眼下に現れた光景———。
それは、ここにある遺跡群全体が人の〝目の形〟をしているという事実であった。

「これ…〝目〟……?」レイが呟く。

やっぱり夢なんかじゃない。エマははっきりと確信する。
「私見たの」

「竜や過去の光景、昔のクヴィティダラ、昼と夜が一緒になった場所。」
エマは一気にまくし立てる。
「多分だけど、○△×にも会った。」

「!」 これにはさすがのレイも顔色を変える。

シャラ エマは手の中にあるペンダントを見つめる。
似てる…この遺跡とこのペンダント。 いや、昔は今よりももっと似ていた。
どういうこと?  エマはひたすら考え続ける。

多分この遺跡が〝竜の目〟で、かつては何かが見える特別な場所だった…?
だけど今はもう見えなくなっていて……でも、私は見た。私だけが。
「これを持っていたから?」

エマは再び強くペンダントを見つめる。
「お守りに持ってて…」
「〝七つの壁〟を探しなさい」と、以前ムジカがくれたペンダントを。

このお守りは一体…? ムジカは何者
ミネルヴァさんが七つの壁に辿り着けなかったのは、この場所がもう使えなくなっていたから? いや、それはわからない。

けどあの見た中に辿り着くためのヒントがあるはず。

「レイ聞いて」エマは迷いなく言う。
「ああ、見たもの全部、詳しく話せ。」
レイもその言葉を待っていたといわんばかりに即答するのであった。

エマは即座に幻影の意味に気付き、自分なりの結論を導き出す。
相変わらずの頭の回転の早さには舌を巻くばかりだ。それにしても驚いたのが幻影の中の小鬼?らしき人物が実は○△×かもしれないという新事実。

もしそうなら幻影自体に一体どんな意味があるのか?そしてその人物の問いかけの意味は? 等々、謎が盛りだくさんでもう頭がパンク寸前!
今回は読者の頭脳にもフルに直接働きかけてくるパズル的な展開が面白過ぎる。

それにしても遺跡の俯瞰の視覚的なインパクトはどうだ!
見下ろした瞬間に誰もがその形に舌を巻くであろう。こんなとこにまで「驚き」を用意している作者には恐れ入る以外にない。

4.戻ろう!

エマは幻影の中での出来事を仲間全員に詳細に説明する。

「マジかよ…」ドンが戸惑う。
「じゃあエマが見た場所が〝昼と夜〟で、次はその入り口を探せばいいんだな。」とザック
「でも…どこにもないけど、どこにでもある入り口って…?」全員が考え続ける。

「一度シェルターに戻ろう。」レイが断言する。

「寺みたいなのと、金色の水…GP(ゴールディ・ポンド)の池みたいなのも見たんだろう?」
そして、レイはみんなへと語りかける。
「一度シェルターへ戻って、今度はそこを当たってみよう。」
「あの伝承の続き…〝北へ10里東へ10里〟とかの謎解きも含めて…」
レイは丁寧に語を継ぐ。「何かわかるかもしれない。」

「うん!」全員の意見が即座にまとまる。

かくしてクヴィティダラ探索隊は速やかに「この地」を離れることを決定したのであった。

あの場所だ もう一度あの場所へ行けさえすれば———
〝約束〟を結び直して   そうしたら手に入る!
〝食用児(わたしたち)の未来‼〟  そう、次でこそ!
急がなきゃ。 脱獄からここまで3ヶ月半。帰ると半年。
あと1年半。 1年半以内に必ず————‼

エマは表情を険しくして、そう自分自身に強く誓うのであった。

〝石の遺跡群〟だけが寂しく佇むクヴィティダラ。

そのクヴィティダラを去る少年たちの後ろ姿が見える。

「おいで、おいで」

巨大な竜と子供のような鬼? だけが————
いつまでもいつまでも人知れず、彼らの「後ろ姿」を見送り続けるのであった。

話し合いの結果、この地を去る決意をするエマ達だが、いかんせんその判断の早さが尋常ではない! 私だったらまだ何かあるかも…と数日はグダグダしてしまうに違いない。
それだけ彼女たちには時間が無いのだ。

そう、施設に残してきている「小さな子供たち」は特に時間が無い。エマは彼等の事を1番に考えているのだ。そう改めて実感させられ、心震わされる。

クヴィティダラを去るエマ達を見送っている幻影の存在もこの物語に深い余韻とそこはかとない希望を与えてくれていて、少しだけ心が温まる気がする。

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約束のネバーランド102話考察

さて、今週はクヴィティダラと、その中の幻影の話であったが、「希望」というキイ・ワードはどこにあっただろうか?

全体をもう一度読み直すと、それは自ずと明らかになってくる。
皆さんはもうお気づきだろうか?

そう、今週の「希望の言葉」はたった一言、〝目〟なのである!

古文書に出てくる「竜の目」、壁に刻まれた「目の紋様」、
幻影の中の竜の「目」、遺跡全体を構成する「目のデザイン」、
ペンダントは「目」の形で、最後のエマの表情も「目」が強調されている。

そう、今回は、全てにおいて「目」が散りばめられているのである。

ではそれは一体何を意味するのか?
その答えを、みなさはもうとっくにお分かりの筈である。

そう、「目」とは———
エマや少年たちの「希望に燃える目」であり、
「明るい未来を見据える目」の事だからである!

たしかに今回クヴィティダラでは直接的な希望を見つけることはできなかったのだが、
新しいヒントはしっかりと手に入れたのである!

エマ達にはそれだけあればもう十分!
なぜって、未来を切り開くその瞳がいつもみんなの「希望」を作りだし、
その「希望」を必ず実現させてきたからである!

さあ! 来週も期待して待とうではないか!
エマ達が、さらなる「希望の光」で、その目を煌々と輝かし、私たち読者をしっかりと
見つめてくれるだろうことを!  その大きな澄んだ両の〝目〟で!

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