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約束のネバーランド【ネタバレ】103話「あと一手」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】103話「あと一手」

—————2047年10月。
シェルターの中のモニター・ルームではペペがしっかりと外を監視していた。

一方、残りのみんなはミーティングルームに集まり、エマ達が鬼の町に潜入して見つけてきた「金の水の場所」と「お寺の場所」の説明を聞いていた。

エマ達が探し当てた「6つの塔を持つ寺院」は鬼の町から離れたところにあった。

その塔の一つ一つには、奇妙な「像」や「目の形のオブジェ」、「小さな箱」や「絵が描き込まれた布」。「目を模(かたど)ったレリーフ」などが祀られており、入り口は柵でしっかりと守られ、
外からは入れないようになっていた。

と、鬼の面をかぶったヴァイオレットが一つの塔の前でみんなを手招きする。
そこには人間とも鬼とも見分けがつかない、顔の無いミイラのようなものが祀られていた。

レイがふと、天井画があることに気付く。そして6つの塔の天井画を合わせることで
〝昼(あの)と(ば)夜(しょ)〟に入る方法を見つけたことを確信する。

そしてみんなの前で、〝昼(あの)と(ば)夜(しょ)〟にどうやって入るのかをエマが説明しかけた時、
突然ペペが叫びながら駆けこんで来た!「敵襲だ!!!」
その言葉が終わらないうちに激しい爆音が起こり……壁が破壊される。

「ようやく見つけた」

壊された壁から隠密特殊部隊のアンドリューの残忍な顔が見えるのであった。

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1.監視とミーティング

バササッ。冴え冴えとした月夜をフクロウが飛ぶ。
その光景をモニター越しにジッと見据える人物がいた。

———時は西暦2047年10月。シェルターの中のモニタールームでは、
監視係のペペが、夥しい数のモニターを厳しく監視していた。

一方、エマやレイを含めた他の少年少女達は「ミーティングルーム」に集まり、
今までの探索の成果を話し合っていた。

「それで?」少年たちが問いかける。
「あのお寺と、金の水の場所を見つけたって?」

「何か分かった?」「手がかりはあった?」
クリスティが小さな少年少女達を代表してエマに尋ねる。

ニッ。エマはそれらの質問に笑顔で答えるのだった。

追っ手の厳しい追跡を警戒し、常に外をモニターし続ける少年たち。
一見平和な毎日のようだが、彼らはいつも危険な状況と隣り合わせなのだ。
ペペのこの厳しい表情からも、この事が自然と伺い知れよう。

一方、エマはやっと「手がかり」を掴んだことをみんなに報告する。
さあ、新しい物語がスタートしようとしている。希望を胸に次の章へと進もうではないか!

2.6つの塔の寺院

エマは今までの探索の詳細を、少年・少女達に向かって話し始めるのであった。

————「金の水の場所」は3つ目の候補地で、「お寺」は2つ目の候補地で見つけた。

鬼の仮面を被ったエマやレイ達6人の「探索チーム」は、鬼の町を抜けて、郊外にある土と岩ばかりの荒野に来ていた。さらにしばらく進むと寺院らしき建物が目の前に現れる。

このお寺……間違いない。  エマはハッキリと確信する。
彼女は石の階段の登り口に立ち、上に聳え立つ寺院を指さして断言する。
「ここだ! クヴィティダラで見たお寺!」
全員、鬼の仮面のままお互いの顔を見つめ合う。
「やったー‼」ギルダは心の中で叫び、エマをハグする。 
「あったー」ドンは思わず両手を上げて喜ぶ。

「落ち着け」シイィ。ヴァイオレットが静かに皆を窘(たしな)める。

けど…見当をつけた中から見つかってよかった。
(レイは仮面の中でホッとする。)
これでもし見つからなかったら、またゼロから探し直しの可能性だってあったからなぁ。

「静かな寺だな。」とザック。
「町の賑やかさとは大違いね。」ギルダが頷く。

それにしても長い階段……。 エマはふと階段の上を見上げる。

ハッ。誰かいる……! 
見上げるエマの視線の先には、ちょうど腰が掛けられる高さの低い石垣が並び、
そこにチョコンと黒い人影(鬼影)?が座っている。

「長居は無用だ。」ザックが言い切る。
「ああ、さっさと調べるぞ。」レイが語を続ける。

エマ達は、長い長い石段をひたすら上がり、下から見えていた石垣まで辿り着く。
先ほど見えた影はやはり「鬼」の影だった。その鬼は両肘を膝につき、黄昏(たそがれ)た様子で周りに餌を撒いている。そこには無数の〝一つ目のハト〟らしき鳥が群がっていた。

エマ達は足早にその黒い影の前を通り過ぎる。
そして正面にある2つの塔のうちの左側の入り口を覗き込む。

「案外小さいな。」 レイは思う。
そこは鉄柵で完全に閉じられていた。
「小さな党が6つ…。全て扉は鉄柵か…?」

「中には入れないのか…」
レイは思考しながらすべての柵の中を確認していく。

鬼が人間を抱えている像。
四角い板に目の紋様のオブジェ。
布に生態の進化図らしき無数の枝分かれした生物が書かれたモノ。
文字が書かれた紙テープでぐるぐる巻きに封印されている〝小箱〟。
大きな目の紋様が入ったタペストリー。

どれも古いな。 それにまたあの〝目〟———。 何だ?
レイは考え続けるのであった。

と、「なぁ、みんなこっち‼」
ヴァイオレットが手招きして全員を一つの柵の前に呼ぶ。

集まった全員の眼前に現れたのは———
いろんなお供え物の中央に鎮座する〝顔の無いミイラ〟と思しき物体であった。

「……人間? いや鬼?」ドンが訝しげに呟く。「顔がない…。」

「○×△に似ている…」エマが唐突に言う。
「いや…服も体格も全然違うんだけど、何となく雰囲気が……。」

「この寺、肝心の〝七つの壁〟に関するヒントが何もない…一体この寺の何が——」
ヴァイオレットが言葉を終わらせる前に———

「オイ、これを見ろ! 天井‼」レイが上の天井画に気付く。
「あっ。〝昼と夜〟…‼」 そこには半分が昼、半分が夜の絵が描かれていたのだ!
「……」エマはあまりのことに言葉を失う。

「他の天井には何が描いてあった⁉」レイがすかさず言う。

ダッ。 エマはダッシュで他の柵の前に行って上を見上げる。「こっち!」

その天井画には——————〝金の水〟…‼

こっちは⁉  こっちは!!?  エマ達は天井を順番に確認していく。
みんなの顔に、次第に笑顔が広がっていく…。

「これ……もしかして…。」「ええ。」ドンとギルダは確信する。
「この寺の6つの塔全ての天井画を繋ぎ合わせたら———。」

————ミーティングルームで集中して「探索の話」を聞いていた少年たち。
  
「わかったの?」ラニオンが率直に聞く。
「手がかりとかじゃなく、マジで〝入口〟と、入る方法が…⁉」

「うん‼」エマは力強くコクリと頷くのであった。

うらびれた寺院、6つの塔。6つの祭壇に祀られている様々なアイテム。6つの天井画。
なんてミステリー小説! なんて冒険小説! どんどん謎と疑問が生まれまくる!

私みたいな「ミステリー小説」好きには、これほど美味しい展開はない!
寺の石垣に座っていた「鬼」も、何かの伏線のようで気になるし、
祭壇に祀られている謎の物体群も、全てに何らかの意味があるはずである。

その中でも衝撃的なのが人間か鬼だか判別不能の「顔の無いミイラ」だ!
エマによると、クヴィティダラで視た幻影の中の○△×に似ているということだが…
果たしてこれが、後々どんな意味を持ってくるのかが楽しみでたまらない。

あと、さらに気になるのが「天井画」。これにいろいろな謎を解くカギが詰まっているということなのだが、果たしてその答えとは————!
回答編となる次の章を、急ぎ見ていこう。

3.希望への一手

「やった———‼」 わああああっ‼
エマの輝く笑顔を見た子供達は全員歓声を上げる!

「みんなのおかげ。」 エマが凛として言う。
「この1年、みんなが助けてくれたから。」
それを聞いたみんなが笑顔で照れ気味に首を横に振る。
「残り2か月、これなら十分間に合うね。」クリスティが満面の笑顔で言う。
「ああ、まだ気は抜けないが、これで〝昼(あの)と(ば)夜(しょ)〟へ行ける。」
レイも微笑みながら答える。
「〝約束〟を結び直しに行けるんだ。」

「そう、俺たちが目指す〝追われない世界〟に、あと一手で手が届く。」
レイはそのまま力強く語り続ける。
「食用児(オレたち)がのぞむまま生きられる未来に!」

「で? どう入る?」ユウゴがいきなり話の確信を突く。
「その〝入口〟に…、〝昼(その)と(ば)夜(しょ)〟にどうやって。」

(その時、モニター・ルームのペペが何かの異変に気付く!)

ゴソゴソ…。 「それはコレ。」エマがバッグの中を探りながらユウゴに答える。

コト…。エマが何らかの「液体が入った小瓶」をテーブルの上に置く。
「金の水?」

と‼ その時突然、ペペが叫びながら部屋の中に飛び込んで来るのだった!

1年掛かりの壮大な探索も終わりを迎え、エマやレイ達年長組以外の〝年少組〟の
「毎日の地道な努力」も報われるときがやって来る。

孤児院を脱出した時は幼かった子供たちも、ラニオン、トーマ、クリスティを筆頭に
みんな大きくなっていて逞しさも増していることに新たな感動を覚える。

そして、最高に心に響くのが「手が届く、あと一歩だ!」というレイのセリフだ。
この力強い言葉にどれだけみんなの「心」が力づけられ、励まされたことか! 
カッコ良すぎてもう涙がチョチョ切れそうである。(笑)

でもって、ここでさらに気になるのが、エマが出してきた「液体」。
その正体と使い方とは……! エマがその詳しい説明をする直前、ペペが飛び込んでくる。
まだその答えは「お預け」のようだ。 さあ、さらに次の章へと進もう。

4.急襲

バァン‼ 「みんな! 今すぐ逃げろ!!!」
ドアが勢いよく乱暴に開け放たれ、ペペが叫びながら荒々しく飛び込んで来る!

⁉ 「敵襲だ!!!」 ペペがあらん限りの声で絶叫する‼

ドオオン!!!  シェルターの通路の壁が木っ端微塵となる。
パラ パラ…  粉塵と白煙が空間いっぱいに立ち込める中————。

「全く先代にも困ったものだ。」至って冷静な声が響き渡る。
その声の主はゆっくり部屋へと入ってくる……、
トン トン トン。左手の人差し指はせわしなく太ももの表面をタップしまくっている。

「ようやく見つけた。」
そこに現れたのは、殺戮エリートのアンドリューと彼が率いる「特殊部隊」であった。

ザッ。「さあ、今度こそ殺処分だ。」彼らは即座に戦闘態勢に入る。

避難場所に隠れたエマたちはその様子を固唾を飲んで見守るのであった————。

アンドリュー率いる特殊部隊のいきなりの強襲‼
エマ達を1年以上かけて追い続けていたのだ! なんという執念。なんという粘り強さ!

それにしてもアンドリューの蛇のように残忍でサイコパスな目付きには———
相変わらず戦慄と寒気を感じてしまう。

「殺処分」って……エマ達を完全に「食用」としか捉えていないその酷い「物言い」に、
震えるほどの嫌悪感を覚えるのは私だけではない筈。

負けるなエマ。 逃げきれエマ!  サイコパス野郎なんかに捕まるな!

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約束のネバーランド104話考察

今回の〝希望ワード〟は何回も繰り返し現れ、今週のタイトルでもある言葉、
「手が届く、あと一手だ。」 ズバリこれしかない!

このレイの言葉には————
「脱出してから今までに至る想い」、「現在(いま)から輝く未来への想い」
これら全ての時間が一つに繋がる〝強く果てしない想い〟が込められているのだ‼

その想いは何があっても揺るがずブレない。
なぜなら、エマとレイ達は自分たちの理想とする「輝く未来」を、「希望の明日」を、
必ず実現できると信じて疑わない、いや、実現するしかないからである。

仲間を信じ、信頼し、様々な困難を切り抜け、乗り越え、笑顔の明日へとひたすら突き進む。
これがエマ達の「生き方」であり、「力の源」なのである。

故に、どれだけ特殊部隊に追い詰められようと必ず逃げ切って、
我々読者に、前よりもさらに元気な笑顔を届けてくれるはずである!
いや、エマなら必ず届けると約束するのである。

だから安心して来週を迎えようではないか。

そして来週も我々読者が、エマが、レイが、子供たちが————
「未来へ向かって真っすぐにひた走る」のを見届ける〝生き証人〟となるのである。

心の準備はできたかな?  では、また来週も気合を入れて参りましょう‼

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