週刊少年ジャンプ

鬼滅の刃【ネタバレ】109話感想!不死川玄弥のヒミツ…

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鬼滅の刃
第109話 死なない

{今週のあらすじのまとめ}

玄弥が放った銃弾は肆の上弦の鬼である哀絶の頸を切断するが致命傷には至らず
腹部に刺さっていた槍を引き抜かれ、逆に窮地に追い込まれてしまう。

素早くトドメを刺そうとする哀絶の背後から反撃を繰り出す玄弥だったが
積怒、哀絶2人の鬼たちによる前後からの挟みうち攻撃に、さらに大きなダメージを受けてしまう。

その横で対峙していた禰豆子と可楽の均衡も突如破れ
激しい乱打戦が展開され、その果てに野外へ吹き飛ばされる可楽。
だがそれと同時に禰豆子も積怒に苛烈な一撃をくらってしまう!

時を同じくして森の中では炭次郎が空飛ぶ鬼と刃を交えつつ一刻も早く仲間を救いに行く方法を模索し続けていた。

そして舞台は再び屋敷へ…。
全く動けずに再起不能かと思われた玄弥が不敵な笑顔を浮かべ絶叫しながら銃口を鬼に向けるのであった!

 1.玄弥猛る。

玄弥の起死回生の銃弾は哀絶の頭部を破壊!
頸を切断して息の根を止めた!
かに思われた…が、なんと頸の皮ひとつでつながっていた!
頭をぶらさげたまま玄弥の腹部から槍を引き抜きそのまま切り下げる哀絶。
血飛沫の中で悶絶する玄弥。

「即死できぬというのは哀しいのう。」
一瞬で頸を治した哀絶が語りかける。

この瞬く間に再生していく凄まじい鬼の生命力にはいつも驚かされてしまう!
それにしても頭が皮でつながっただけの状態での攻撃って…グロ過ぎる。
なんて生理的に気持ち悪いハードな残酷描写。
これこそこの作者の真骨頂だと思う。

そして、うつむいている玄弥の口から溢れ出す経文の如き言葉の数々…。
横ではイラつく積怒がトドメをさせと怒鳴る。

哀絶は煩わしそうに槍を頭に打ち込んだ!
しかし玄弥の脳天を破壊したはずの穂先は畳を切り裂いただけであった!
そこには誰もおらず…

「何度でも頸を切ってやる!」
気付けば玄弥が閃光の如く哀絶の背後から刃を打ち下ろそうとしていた!

今度こそ仕留められるか?
と考える暇もなく鋭い雷が玄弥を打ち抜く。
一瞬、意識が遠のく。

雷を操る積怒の攻撃を受けたのだ。
あまりの激痛に前のめりに倒れこむ玄弥。
逆さになりながらも彼の銃口は積怒に火を噴いていた!

吹き飛ぶ左手首。

積怒はなぜ玄弥が死なないのか自問自答する。

メキメキッ、 ドウッ。
玄弥のわき腹を哀絶の槍がさらに激しく打ちのめし
その衝撃は彼を隣の部屋まで激しく吹き飛ばしていた。

痛みと哀しみ、
憎しみと困惑。
様々な心情が血飛沫と同時にほとばしる。

かつてこんなに登場人物一人ひとりの一挙手一投足に
ハラハラさせられる漫画があっただろうか!
もうページを繰る手が止まらない!脱帽するしかない。

2.禰豆子煽る。

横で対峙していた禰豆子と可楽の均衡が突然崩れ去る。
つかみ合ったまま動かない展開に飽きた可楽が玄弥に興味を示し出したのだ。

「お前はもういい。」
用済みと言わんばかりに禰豆子の腹を蹴り上げ足で貫く可楽。
動けない禰豆子の右手を引き裂きさき
息の根を止めにかかろうとしたとき、
可楽の顔に禰豆子の前蹴りが炸裂した!
瞬時に頸とアゴを粉砕され、あまりの威力にのけぞる可楽。

これを皮切りにもはやそこは血まみれの引き裂き合いの修羅場と化してゆく。

うわぁ…言葉が出ない…。あまりにも凄惨過ぎる。
これは人対人の闘いではなく鬼対鬼の異形の死闘であるのだという事を改めて思い出させる強烈なシーン。

遥か昔から存在する自然への畏怖、
人間という存在の貧弱さ、
あり得るはずの無いものへの畏敬の念。

これらのこの作品が内包する様々なテーマを少しだけ垣間見せるこの広がりはいったい何なのだ!
ホント海のように深い作品だと大実感。

それにしてもこれを少年誌に連載しても大丈夫なのか?
と、残酷描写の度に毎回ついつい要らない心配をしてしまうのも事実。
これからもこの心配はずっと続いてくのだろうなぁ。覚悟すべし!

苛烈過ぎる血まみれの闘いの中、可楽が突然炎に包まれる。
禰豆子が血鬼術「爆血」を発動させたのだ。
(これは燃やしたいものだけを燃やす事が出来る能力である)

互いの手足を千切りながら距離をとった2人。

「何をしている!」積怒の怒声が飛ぶ。

と…可楽の目の前で禰豆子がいきなり左腕を振り上げる。
その手には千切ったばかりの扇を持つ可楽の手首が握られていた…!
おもむろに振り下ろされる扇。
その爆風で空中へと吹き飛ばされる可楽。

さらに横にいる積怒も扇で吹き飛ばそうとした刹那、
その動きより素早く反応した積怒が錫杖を禰豆子の喉に貫き通していた。

3.炭次郎、焦る。

ほど遠くない森の中、上空から喜の鬼の鋭い爪が炭次郎に容赦なく襲いかかる!
急降下と上昇、
接近と離脱。
すれ違いざまの一瞬の攻防。

傷を負いながらも必死に頭をフル回転させる
早く戻らねば
どうする?
迷うな、やるしかない。

腰を落として下段に身構える炭次郎。
みんな死ぬな、すぐ行くから。

そう!これこそ炭次郎!
いつでも
どこでも
どんな時でも人の事を考える。

自分は二の次。
この世の中にこれだけブレない意志を持つ者はそういない。
これぞ主人公の資格を持つ者。
やはり炭次郎はどこまでいってもカッコイイのである!

4.玄弥、吠える!

禰豆子の隣部屋で玄弥の経文のような唱和が止めどなく流れ続ける。

なぜ生きている?
いったい何なのだ?
困惑顔の哀絶。

その時
玄弥の不敵な笑い声が響きわたり、
哀絶に銃口を向けて叫ぶ!
「俺は不死川玄弥。テメェを殺す男の名前だァ。」

今週は流れるようなアクションの連続で息つく暇がない!
ひとつひとつのシーンや動作が次の伏線となりどんどん加速していく様は
まるでジェットコースター!
振り回される快感に酔いしれよう!

そして、今回のタイトル{死なない}は禰豆子を含めた鬼達と同時に玄弥のことでもあるという事が一目瞭然に読み取れる。
その彼の尋常じゃない粘り強さが今回の物語をグイグイと引っ張って行く原動力となるのだ。

そう!先週に引き続きキーパーソンはやはり不死川玄弥だ!

彼は本当に風柱不死川実弥の弟なのか?
彼の唱える言葉の真の意味とは?
そしてなぜ瀕死の状態でもずっと生き続け、
動くことができるのか?

一方で
炭次郎は危機を無事切り抜けられるのか?
禰豆子はちゃんと助かるのか?
時透無一郎は今どうしているのか?
そしてすべての鬼の弱点何なのか?
 
などの様々な疑問の答えはまだまだ先にある。

立ち止まるな!

後ろを振り返るな!

明日を信じろ!

来週も
私たち一人ひとりが鬼殺隊の隊士となって
喜怒哀楽の4体の鬼と炭次郎、禰豆子、玄弥、無一郎たちの死闘の行く末を
目を逸らさずにしっかりと見守っていくのだ!

さあ、準備は整った。

決意を新たに
更なる驚きを生み出してゆくであろう
来週号を待て!

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